期間工を始めようか迷うときに気になるのが「残業」。
- 「期間工って仕事がキツイ上に、残業も多いのでは?」
- 「サービス残業とか、させられるんじゃないの?」
不安になることもあると思いますが、期間工の残業時間は少なめです。
期間工の職場はトヨタやホンダなど、大手自動車メーカーの工場。こうした工場はシステムが整っているため、勤務時間もキッチリ管理されています。もちろん多少の残業はあるものの、それほど多いわけではなく、サービス残業もありません。
期間工は体力が必要なものの、あとは余計な責任もなく、仕事もカンタン。ある意味「ラクに稼げる仕事」といえます。
ここでは「期間工の残業」について解説します。これから期間工を始めようか迷っているときは、参考にしてくださいね。
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期間工は残業があるものの、1日30分〜1時間ほど
期間工は残業ゼロではないものの、ほかの仕事に比べると少なめです。普通は1日30分〜1時間ほどと考えてください。ボーナス前で生産量が増えるときは2時間くらいになることがあるものの、定時で帰れることもよくあります。
期間工はトヨタやホンダ、日産など、大手メーカーで働くことになります。最近はブラック企業や過剰労働への風当たりが厳しく、特に大手企業はルール違反をしているとすぐ叩かれます。そのため各メーカーは労働基準法を守っていて、残業も法律の上限以上にさせられることはまずありません。
昔は会社が「どんどん残業するべき!」と考えていた時代もありましたが、最近は「なるべく残業するな!」という方向に変わりつつあります。これは期間工も正社員も同じで、なるべく定時で仕事を終えることが良いとされています。
特に自動車メーカーは、さまざまなところでシステム管理が行き届いています。勤務時間についてもきちんと管理されているため、過剰な残業はほとんどないです。「トヨタやホンダが過剰労働させていた!」なんてことになったら、大変なニュースですからね。
ちなみに残業が特に少なめの企業は、トヨタとホンダ。この2社はやはり自動車メーカーのトップというだけあり、管理がとても整っています。そのため1日30分ほどの残業ですむ場合が多く、働きやすいです。
ひと月トータルの残業時間は、月によって差がある
過剰な残業がないとはいえ、ある程度の残業はどの工場でもあります。労働基準法によると、仕事は次のようにルールが決まっています。
【労働基準法で決まっているルール】
- 1日の勤務時間は8時間まで(これを超える分は残業扱い)。
- ひと月トータルの残業時間は45時間が上限。
- 1年トータルの残業時間は360時間が上限。
各メーカーは、この規則に従っています。
期間工として働く場合、休日出勤がなければ1ヶ月の勤務日数は22〜23日が一般的。45時間÷22日=2.2時間で、1日あたりの残業は平均すると約2時間が上限になります。
また、特に車の生産量は、月によって変動があります。生産量が多い月は忙しくなりやすく、残業も多い傾向にあります。
特に自動車メーカーは3月が決算の時期(1年の区切り)で、なるべく車を販売しようと考えます。つまりそれだけ車を作る量も増えるため、3月は忙しくなりやすいです。
また、7月と12月はボーナスが支給される時期で、車を買う人が増えます。この時期も、残業が増えやすい時期といえます。
このように忙しい期間はあるものの、これ以外の時期はある程度落ち着いています。
繁忙期は月に20〜30時間ほど残業することもありますが、それ以外の時期は10時間以下や残業なし、ということもけっこうあります。忙しい時期は「稼ぎどき」と割り切って働くのが良いかもしれません。
サービス残業はまずないので安心!
期間工で残業すると、その分だけ「残業手当」がつきます。残業代なしで働く「サビ残(サービス残業)」は、基本的にありません。
「本当にキッチリ残業代がつくの?サービス残業があるんじゃないの??」と思うかもしれませんが、上でもお伝えしたように、大手メーカーはきちんと法律を守る必要があります。
従業員にサービス残業をさせていると、その事実が発覚したときに「あの大手企業がサービス残業をさせていた!」として炎上騒ぎになってしまいます。すると企業は大きなイメージダウンになり、けっきょく売上が落ちてしまいます。
大手企業ほどこのリスクが大きいため、期間工は残業代がしっかり出ます。心配せずに働きましょう。
期間工の残業代は「通常の25〜30%アップ」くらいが目安
期間工の残業代は「通常の25〜30%アップ」くらいが目安。
例えば1日(8時間)の日給が9,600円だとします。この場合、9,600÷8時間=1時間1,200円となります。残業代が通常の25%増しだとすると、1時間1200円×125%=1時間1,500円となります。つまりこの場合、1時間残業すれば1,500円、2時間なら3,000円プラスになります。
そして月に10時間残業するなら1,500円×10時間=15,000円、20時間なら1,500円×20時間=30,000円のプラスになります。
月に10〜20時間くらいの残業はけっこうあるので、残業手当で2〜3万円つくことはよくありますね。
だいたいどのメーカーでも、残業代はこのくらいの額。期間工の求人を見ると「残業手当:30%」のように書いてあるので、チェックしてみてください(上はマツダの内容)。
残業は仕事をする時間が増えるので、ちょっと大変ですしストレスになるもの。ただしその分だけ給料は増えるので、「働きに見合ったリターンがある」ともいえます。
管理人はある程度稼ぎたい派なので、多少の残業は嬉しいと思っていました。忙しいときは「もう残業したくないな〜」と思うこともありましたが、20〜30時間くらいならわりと大丈夫でした。残業が多かったときに繁華街へ飲みに行って、稼いだお金が一瞬で消えたこともありますが・・(笑)
残業はあるものの、意外と期間工は働きやすい!
期間工はある程度の残業はあるものの、1日30分〜1時間ほど、月10〜20時間ほどが一般的です。サービス残業で過剰な労働をさせられることはないので、安心してほしいと思います。多少の残業は「その分稼げる!」と考えて働くのが良いと思います。
特に大手メーカーは管理がしっかりしていて、法律を守ってシフト勤務が組まれています。期間工は意外と働きやすくて稼げるので、考えてみてくださいね。
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