工場勤務は24時間設備を動かすため、多くの場合「夜勤」があります。夜勤は夜中や早朝に働くので、体力的に大変。ただ、その分だけ収入は高く、手取りで月30万円や35万円も狙えます。
夜勤は人によって向き不向きが出やすいため、自分に合いそうならオススメ。ここでは工場勤務の夜勤について、詳しく紹介します。
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工場夜勤のメリットは、給料が高いこと!
夜勤があると、給料は高くなります。
夜は誰でも眠い時間帯。夜勤はその間に働くため、「夜勤手当」が基本給にプラスされます。
手当の額は職場によって変わりますが、夜勤のある仕事は手取りで月30〜35万円ほどもらえることが多いです。
管理人は3交代・夜勤ありの会社で働いていましたが、20代前半で手取り月収が25~26万円でした。事務や営業などは月20万円ほどの場合が多いため、20代でこの額は高めだと思います。
工場の仕事を探せる「工場求人ナビ」で夜勤ありの仕事を検索してみると、いろんな仕事が見つかります。「夜勤(深夜)手当支給」という求人がたくさんあるほか、「夜勤専属」の求人もありました。夜型なら、夜勤だけで働くのも良いと思います。
ちなみに2交代や3交代で働く場合、「日勤で働き、次の日から夜勤」というシフトになることがあります。すると日勤の日は夜の18時や19時に終わり、翌日は22時などに出勤すれば良いので、プライベートの時間が長くなります。管理人はこれが嬉しく、ちょっとトクした気分になっていました(笑)
夜勤のデメリットは体力的につらく、眠いこと・・
夜勤のデメリットはやはり「体力的に大変」ということ。
夜型の人でも、夜中の3時や4時に仕事をするのはけっこうキツイもの。工場の仕事は動き回ったり重いものを持ったり運んだりすることも多いので、体力をさらに使います。明け方5時や6時になると夜が明けてきて、このときにはけっこう眠いです。
管理人も3交代を始めた最初の頃は、眠気がきてツラかったです・・。ただ、慣れのような面もあり、ひと月くらい働いていると普通にこなせるようになりました。周りの人もみんな同じ感じだったので、続けていれば意外と普通になります(笑)
夜勤は働きやすいように配慮されていることが多い
夜勤が大変ということは、工場で働く人の多くが理解しています。そのため夜勤でも、働きやすい環境になっていることは多いです。
管理人が働いていた工場でも、夜勤のときは仮眠をとって良いことになっていました。工場さえきちんと動いていれば問題ないので、人の手が必要ない時間帯は普通に休憩していました。
また、日勤の担当者がメインの作業を終わらせておき、夜勤はあまり大きな作業をしなくて良くなっていることも多いです。管理人も夜勤のときは設備チェックなど、「工場を止めないための仕事」が多かったです。
基本的に夜勤の仕事は軽めでしたが、キツイのは「思わぬトラブルがあったとき」です。人がいないので、何かあったら1人で何とかするしかない・・。
特に入社して間もない頃は自分だけで対処できるか分からず、心配しながら働いていた記憶があります。ですがトラブルがあったときは違うチームの人が手伝ってくれて、とりあえず何とかなりました(汗)
工場夜勤の勤務時間は「23時〜翌朝8時」くらいが目安
夜勤の時間帯は、「23時〜翌朝8時」くらいの職場が多いです。夜中0時などに担当を交代するのは、出勤する人も帰る人も大変。そのため夜勤は22時や23時からスタートするのが一般的です。
管理人の場合は3交代で、「早番:8~15時」「中番:15時~22時」「夜勤:22時~翌朝8時」の勤務時間になっていました。夜勤は時間が長いものの、早番や中番のときは短くなります。職場によって勤務時間は多少ズレると思いますが、多くの場合は夜勤が少し長めです。
なるべく夜勤を働きやすくするコツ
夜勤は働き方で、体力の消耗が大きく変わります。管理人が意識していたのは、次の3つです。
【夜勤を乗り切るコツ】
- 必要ないときは、なるべく体を動かさない。
- 1分や3分でも良いので、空き時間に目をつむる。
- 帰ったら、部屋はしっかり暗くして寝る。
上の3つは、特に気をつけていました。
もちろん仕事はしっかりやる必要はありますが、夜勤は体を休めることも大切!あまり動かなくて良いときは、できるだけ体力を温存していました。
また、数分だけ目をつむるだけでも、けっこうラクになります。設備の立ち上げなどで待ち時間などがあるときは、目を閉じると良いです。
最後に、帰るときは明るくなっているので、家に戻ったらしっかり暗くして、睡眠の質を上げていました。ときどき昼間に走る選挙カーはカンベンしてほしいです(笑)
夜勤に向いている人・不向きな人
夜勤は慣れで何とかなるとはいえ、やはり人によって向き不向きがあります。夜勤が向きやすいのは、次のような人です。
【夜勤が向いている人】
- もともと夜型な人
- 体力がある人
- 神経質でない人
- 稼ぎたい人
これと反対の人は、逆に夜勤はやめておくほうが良いです。
管理人は夜に眠くなりやすいので、夜勤はツラかったですね。ただ、「稼げる仕事のほうがいい」という気持ちはあったので、続けて働いていたら自然に慣れました。
また、職場にいた夜勤が平気な人は仕事終わりに仮眠を取り、そのまま朝からサーフィンに出かけていました(笑)どんだけ元気なんだよって感じですが、こういう生活の仕方もあるってことですね。
「夜勤が自分に合うか心配」という場合は、まずは休みや職探しの時間を使って、夜中から朝まで起きてみると良いです。大丈夫そうなら、夜勤を始めてみるのもアリだと思います。
管理人も働く前は不安もありましたが、「働き始めたら、意外と何とかなる」ということは多いです。夜勤は稼げて昼間に出かけられるので、意外と良い働き方だとも思います。
夜勤ありの工場求人・製造の仕事を探すのにオススメの求人サイト!
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夜勤ありの工場は、自分に合いそうかよく考えて始めよう
ここでは、夜勤の工場勤務について解説しました。
夜勤は収入が高くなりやすいですが、勤務時間は長め。人によって向き不向きがあるので、よく考えて始めてほしいと思います。上で紹介した工場求人ナビや期間工.jpならスタッフに相談してから仕事を始められるので、気になることがあればまずは相談がオススメです。