期間工や工場勤務の仕事には、「夜勤のみ」で働くこともできます。
夜勤は大変に思われがちですが、夜型の体質なら意外とラクに働けます。また、「夜勤手当がいつもつく」「休日が多い」などのメリットがあり、人によっては日勤よりも合うこともあります。
ただ、夜勤のみの期間工や工場勤務を始めるときには、気をつけるべきポイントもあります。そこでここでは「夜勤のみで工場の仕事をする場合」について解説します。メリットとデメリットを理解して、仕事を始めてくださいね。
なお、夜勤のみの求人を探すなら、「工場求人ナビ」や「コウジョブ」はオススメの求人サイト。さまざまな仕事があり、工場求人ナビならスタッフに相談して仕事を決めることができます。コウジョブは、ざっと求人をチェックするのに最適。どちらも無料なので、ぜひ使ってみてくださいね。
期間工の求人には夜勤だけで働く「夜勤専属」の仕事もある
期間工や工場勤務の仕事には、夜勤だけで働ける「夜勤専属」の求人もあります。普通は日勤と夜勤を交互に担当する「シフト制勤務」ですが、職場によっては夜勤の担当者が足りず、夜勤専属の人を募集することがあります。
「夜勤だけで働くのって、大変そう」と思う人もいますが、夜勤専属は人によっては働きやすい勤務形態。日勤と夜勤をバラバラに繰り返さなくて良く、時間を一定にして働くことができます。
夜勤のみ期間工のメリット
夜勤のみの期間工は、実はいろんなメリットがあります。管理人が考えるメリットは、大きく5つ。
【夜勤専属の期間工、5つのメリット!】
- 手取りで月30万円前後の給料を、十分狙える。
- 夜型なら生活リズムを作りやすい。
- 休みが多いため、プライベートを満喫できる。
- 仕事が終わりが昼間なので、買い物や遊びに行ける。
- トラブル対応は昼間のため、仕事はラク。
それぞれについて、順番に見ていきましょう。
手取りで月30万円前後の給料を、十分狙える
夜勤は人によっては合うものの、こうした人は少なめ。夜勤だけで働いてくれる人は、企業にとってありがたい存在です。そのため給料も高めになっていて、手取りで25〜30万円をもらえることはよくあります。
工場での勤務とはいえ、手取りで月25〜30万円はかなり良いです。普通に企業で正社員として働いても、月に20万円前後の場合は多いです。
夜勤専従でも日勤がある場合と同じように、寮を利用することができます。寮は無料や1〜2万円の場合がほとんどなので、給料の大部分を好きなことに使えます。貯金をするのも良いですし、管理人のように飲み歩くのも良いかもしれません(笑)
夜型なら生活リズムを作りやすい
夜勤専属は、勤務時間が夜に固定されます。そのためあなたの体質が夜型なら、日勤と夜勤を交互に繰り返すより働きやすいです。
管理人も三交代で働いていた経験がありますが「来週は日勤だ」「来週は夜勤だ」のようにバラバラだと、けっこう体力的に負担がかかります。ずっと夜勤だと体が慣れるので、体調も保ちやすいです。
もちろん三交代も慣れれば特に気にせず働けますが、夜勤専属はよりリズムを作りやすいです。
休みが多いため、プライベートを満喫できる
夜勤は勤務時間が長めで、「22時〜翌朝8時(10時間)」のようになっていることが多いです。
夜中の23時や24時に出勤するのは少し大変ですし(寮なら関係ないですが)、朝6時や7時に日勤の人が出勤するのも大変です。そのため働きやすさを考えて、上のような勤務時間になっているのです。
夜勤は1回で働く時間が長い分、休みが多くなっています。普通ならひと月8日の休日ですが、夜勤専属の場合はひと月に10日前後の休みがあります。これはかなり大きいですよね。
仕事の日はしっかり頑張って、休みはプライベートを満喫しましょう。ゆっくり寝て過ごすのも良いですし、街へ出かけるのも良いと思います。休みが普通よりも2日ほど多いだけで、生活の気楽さはぐっと変わるはずです。
仕事が終わりが昼間なので、買い物や遊びに行ける
夜勤を終えたあとの「夜勤明け」は、朝8時が一般的。ここから寮に帰って寝ると、夕方の16時や17時です。少し早めに起きれば15時で、まだまだ外は明るいです。買い物をしたり少し遊んだりしてから仕事へ行けるので、休みでないときもわりとラクです。
最近はネットで買い物や住所変更などの手続きができるので、仕事終わりがどの時間でもそれほど不便はありません。ですが昼間の時間が空いているとどのお店も営業しているので、より便利です。
管理人も夜勤明けは早めに起きて、買い物などへ出かけていました。いま考えると、けっこう良い生活だった気がします。
トラブル対応は昼間のため、仕事はラク
夜の工場は、基本的に落ち着いています。
ほとんどの人がしっかり働けるのは、昼間の時間帯。夜にトラブルが起きてしまうと人が少なく、対処が大変です。さらにほかの業者にも対応をお願いする場合、夜だとその会社も営業していません。
夜に問題があると何かと手間がかかるため、夜勤は普段通りの作業だけをすることが多いのです。
ただし自動車工場で働く場合は重いものを扱うので、体力的なキツさは日勤と変わりません。ですが工場内で社員の人が慌ただしそうにしている、トラブルが起きてその影響が自分にもくる、なんてことは少ないです。
夜勤のみ期間工のデメリット
ここまで、夜勤専属の期間工のメリットを紹介してきました。ここからは、デメリットを2つ紹介します。メリットとデメリット、両方をふまえて検討するのがオススメです。
【夜勤専属の期間工、デメリットもチェック】
- 夜型でないと体力的にキツイし眠い。
- 1日の勤務時間が長い。
この2つについても、見ていきましょう。
夜型でないと体力的にキツイし眠い
夜勤だけでずっと働くのは、体質的に合わないとキツイです。夜型でないと仕事中にずっと眠かったり、体調がイマイチ良くなかったりするため、大丈夫そうかを確認しておきましょう。
一応「働き始めてしばらくしたら慣れる」ということは多いので、あまり心配する必要はありません。ただ、人によっては本当に合わないことがあるので、「夜になると眠くなる」「徹夜したら体調が悪くなったことがある」のような場合は、夜勤のみ勤務はやめておくほうが良いでしょう。
1日の勤務時間が長い
上でも紹介しましたが、夜勤のみ勤務は1日の勤務時間が10時間ほどと長めです。その分だけ休みが多くなるとはいえ、人によっては「長く感じてキツイ」ということもあるため、確認しておきましょう。
夜勤専属はいろんな意味で「メリハリがきいている仕事」といえます。勤務時間・休み・給料、、がっつり働いてパタッと休み、しっかり給料を稼ぎましょう。
夜勤専属の期間工求人は少なめ。気になったら早めにチェック!
夜勤専属の期間工のメリット・デメリットを確認して「良さそうだな」と思ったら、求人を探してみましょう。
夜勤専属の期間工や工場勤務の求人は、ハッキリ言って少なめ。対応できる人が少ないので、会社もあまり募集しないのです。ただ、きちんと探せば見つかるので、チェックしてみましょう。
管理人がオススメするのは「工場求人ナビ」と「コウジョブ」という求人サイト。これらはさまざまな工場系の求人を扱っていて、夜勤専属の仕事もあります。
スタッフに相談できる「工場求人ナビ」
「工場求人ナビ」は、日総工産という企業が運営している求人サイト。日総工産は40年以上も工場系の人材サービスを運営しているため、安心感があります。
工場求人ナビは「スタッフと面談しながら相談できる」というメリットがあります。会員登録をすると、スタッフとの面談があり、夜勤専属の仕事や自分の希望に合う求人を紹介してもらえます。
工場求人ナビは自分で求人をチェックすることもでき、「夜勤専属」「夜勤のみ」のように検索すると、夜勤だけの仕事を見つけることができます。
さまざまな仕事をざっとチェックできる「コウジョブ」
もうひとつオススメなのは「コウジョブ」というサイト。日本全国のさまざまな求人を掲載していて、夜勤専属の求人も見つかります。
工場求人ナビと違うのは「スタッフによるサポートがない」という点。コウジョブは「自分で求人を探して、自分で応募する」という流れで使うため、「シンプルでわかりやすい」という点がメリットです。
コウジョブで仕事を見つける場合も、検索窓に「夜勤専属」「夜勤のみ」のように入れて探しましょう。夜勤のみでない仕事も混ざっていますが、希望に合う仕事を見つけやすくなります。
基本は工場求人のプロに相談できる工場求人ナビで仕事を探すのがオススメですが、「自分でさっさと仕事を探したい」という場合はコウジョブも良いですよ。
夜型なら夜勤専属で働くのもオススメ!
期間工や工場の仕事は、夜勤のみの専属で働くこともできます。給料は手取りで25〜30万円と高めで、休日も3交代や2交代に比べると多いです。体質が夜型なら合うことも多いので、検討してみるのはオススメです。
ただし夜勤専属の求人は少なめ。上で紹介した「工場求人ナビ」や「コウジョブ」を使って、あなたにピッタリな仕事を見つけてほしいと思います。