食品工場は全国にあり、派遣・パート・アルバイトなど、さまざまな形で求人が募集されています。工場の仕事としては一般的で働いている人もたくさんいるため、応募を考えてみるのもおすすめです。
ただ、求人に応募するときに悩むのが「志望動機」。普段はあまり書かないため、何を書こうか迷うこともあると思います。
そこでここでは「食品工場の志望動機」について、ポイントや例文を紹介します(正社員ではなく、派遣・パートで応募する場合を想定)。
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食品工場の志望動機を考えるときの準備・ポイント
派遣やパートの場合、食品工場の求人は比較的受かりやすいです。最近は工場が人手不足で、「働いてくれる人はありがたい」という職場が多いため。
ただ、油断していると落ちてしまうため、きちんと準備をして応募することが大切。そのために、次の3ステップで志望動機を考えてみましょう。
【食品工場の志望動機を考えるための3ステップ】
- 求人に応募する企業の公式サイトをチェックする。
- 「自分のどんなところがアピール(企業にとってのメリット)になるか」を考える。
- 「なぜ、その会社で働きたいのか」を考える。
1. 求人に応募する企業の公式サイトをチェックする
まずは志望動機を作る準備として、求人に応募する企業の公式サイトを見ておきましょう。
- どんな製品を作っているのか。
- 会社の理念は何なのか。
- 採用のページから、会社の雰囲気はどんな感じなのか。
派遣やパートは正社員の採用とは違うため、ざっと見ておけばOK。これから働くかもしれない会社をまったく知らないのは駄目ですが、「こういう食品を作っていて、こういう雰囲気の会社」ということがわかると、志望動機で何を伝えるべきかイメージがわいてきます。
逆に公式サイトを見ないと、志望動機で伝えることが浮かびにくいです。どんな会社で、どんな食品を作っているのか、どんな工場なのかがわからないと、考えられないのは当然。公式サイトで、まずは応募先の企業について知りましょう。
2. 「自分のどんなところがアピール(企業にとってのメリット)になるか」を考える
志望動機を作る前の準備としてもうひとつ、
「自分の好きなこと・得意なこと・長所」
を考えてみてください。頭だけで考えると忘れてしまうため、メモに書き出すと良いです。
企業が採用するのは、「メリットのある人」。履歴書や面接では、企業の採用担当者に「ぜひ、この人に働いてほしい」と思ってもらう必要があります。
そのためには企業を知り、それに合わせて自分をアピールすることが大切。といっても特別な能力などは必要なく、派遣やパートでは以下のようなことに当てはまれば大丈夫です。
【食品工場でアピールになること】
- 食べることが好き。
- 立ち仕事でも問題なくこなせる。
- 同じ作業を飽きずにコツコツ続けられる。
- 工場や倉庫での勤務経験。
- 体力がある。
- 夜勤ができる。
- 長く働きたいと思っている。
あなたの強みは何でしょうか。できれば複数のことに当てはまると、よりしっかりとアピールできます。
上に挙げた以外にも、食品工場の仕事でアピールになりそうなことがないか考えてみてください。
3. 「なぜ、その会社で働きたいのか」を考える
最後に考えるのは、
「たくさんの企業がある中で、なぜその会社がいいのか」
ということ。
人によっては
- 家から近いから。
- 給料がそこそこ高いから。
- ラクそうだから。
のような理由かもしれませんが、これをストレートに伝えるとマイナス印象。「ほかの会社でも良いのでは?」と思われてしまうためです。
- 食べることや応募する会社の食材が好きで、やりがいをもって働けると思った。
- コツコツと作業するのが得意なため、長所を活かせると思った。
- 会社自体に興味があることに加えて、工場が家から近く、長く働けると思った。
ステップ1で調べた企業の特徴と、ステップ2で考えた自分の得意や長所を踏まえると、「自分の興味・長所・条件などが、求人にマッチしたので応募しました」という感じで伝えることができ、説得力のある志望動機になります。
食品工場の志望動機、例文5パターン
ここからは、志望動機の例文を紹介します。
志望動機の作り方がわかっても、実際に考えてみると止まってしまうことはよくあるもの。例文をそのままマネするのは良くありませんが、参考にして自分なりのフレーズを考えてみてください。
食品工場の例文1(未経験・派遣)
食品工場の例文2(未経験・パート)
食品工場の例文3(未経験・アルバイト)
食品工場の例文4(経験者・派遣)
食品工場の例文5(経験者・パート)
こんな志望動機は落ちる原因に!NG例も紹介
ここまでは「受かりやすくなるポイント・例文」を紹介しましたが、逆に「どんな志望動機だと不採用なのか」も紹介します。
NGなパターンを知ることで失敗を避けやすくなるため、参考にしてください。
「給料が良い」「残業が少ない」など、「自分にとって良いこと」しか触れていない
企業が求めているのは、「頑張ってくれる人」。しっかり働いてくれる人には給料を出してくれますが、最初からいきなり高収入や残業の少なさを求めてくる人は、採用してもらいにくいです。
- 「求人を見ていたら給料が良かったので、応募しました」
- 「残業が少なく、働きやすいと思い、応募しました」
上のように「自分のメリットだけ」が志望動機になっている場合、残念ながら落ちやすいです。
- 「ひとつのことをコツコツと飽きずに取り組めるため、御社の仕事も合うと思った」
- 「スポーツをしていたので体力があるため、興味をもった」
など、「企業にとってのメリット」を志望動機に含めることが大切です。
「公式サイトに載っていることを話すだけ」になっている
「この人、公式サイトに書いてあることしか言ってない。薄っぺらいな・・」と思われてしまうと、不採用になってしまいます。
これだけでは上のNG例と同じで、「あなたが本当にしっかり働いてくれるのか」がわかりません。
派遣やパートで働く人に求められているのは、
- ミスなくきちんと働いてくれるか。
- 立ち仕事でも大丈夫か。
- 1週間にどれくらい働けるのか。
- 残業や夜勤があっても大丈夫なのか。
- 服装・髪型などにルールがあっても大丈夫か。
のようなこと。確かに公式サイトを見て商品や会社の雰囲気を知っておくのは大事ですが、それだけを伝えても面接官には響きません。
「食べることが好き」だけになっている
「食べることが好きで、応募しました」というのは、食品工場の志望動機では定番。ただ、これだけを伝えても、「ああ、好きなんですね。そうですか」で終わってしまいます。
- 「好きだから、しっかり頑張りたい」
- 「好きだからこそ、働けるようになったら長く続けたい」
- 「好きだからこそ、多少の残業は大丈夫」
など、単に「食べるのが好きです!」だけで終わらないようにしましょう。
志望動機をしっかり考えて、食品工場の求人に応募しよう
食品工場の派遣・パートの求人は、採用のハードルはそこまで高くありません。ただ、適当に志望動機を考えると落ちてしまうため、きちんと考えることは大切。
ここで紹介したポイントやNG例、例文を参考に、自分ならではの志望動機を考えてみてください。また、派遣会社では求人に応募するときのサポートやアドバイスもしてくれるため、悩んだときは相談しましょう。
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