製造業や工場勤務に転職するときは、人間関係が気になることもあるもの。
工場は男性メインの職場なので、どんな雰囲気なのか、自分でやっていけるか不安もあると思います。
ただ、工場の人間関係は多くの職場でサッパリしていて、気楽に働ける雰囲気。もくもくと働く人が多く、みんな性格的にアッサリしているため、いじめや複雑な人間関係はあまりないです。
ここでは「工場勤務の人間関係」を解説します。
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工場の人間関係は悪くない!さっぱりしていることがほとんど
製造の仕事を始める前は、「工場ってコミュ障な人とか、ちょっとコワい人とかいるのかな・・」と思うかもしれません。
ですが多くの職場で、普通な人がほとんど。コワい人はまずいません。
工場で働く人は20〜50代の男性や、高卒の人が多いです。静かに働く人は確かに多いかもしれませんが、気さくな人もけっこういます。職場の雰囲気はさっぱりしていて、気楽な感じのところが多いと思います。
世の中いろんな人がいて、工場で働く人もさまざま。働き始めたら、自分と気が合う人も見つかると思います。
仕事中はもくもくと作業するので、周りの人と話すことはあまりありません。ただ、作業中に「ノギス(モノサシのこと)ってどこにありますか?」と話しかけたり、自分が同僚の話を聞いたりすることはときどきあります。なのでコミュニケーションがまったくないわけではありません。あとは昼休憩などに話す感じです。
また、タバコを吸うかお酒が飲めると、同僚と仲良くなりやすいです(笑)休憩のときにみんなでタバコを吸いながら雑談しているので、知り合いになれる人が増えます。お酒は「飲めるの?いいじゃん」となるので、コミュニケーションの良いきっかけになります。さらにパチンコや競馬も趣味だと、より会話が広がりやすいです(笑)
ただ、これは「男性が多い職場の場合」。食品工場や化粧品工場は女性が多いので、タバコや競馬などの話ができなくても、まったく問題ありません。車の工場やバイク工場、薬品工場などは男性が多いので、上のような話ができると良いかもしれません。
管理人はタバコを吸わないので、最初のうちはあまり周りの人と打ち解けられませんでした。ですがお酒は好きだったので、職場の飲み会でだんだん仲良くなりました。
ほとんどの職場で、いじめはあまりない
工場は上のような雰囲気なので、いじめもあまりないはずです。
工場といっても基本的に他の仕事と変わらず、良い空気の職場が多いです。特におじさんは良い意味でサッパリしているので、「まあいいわ!次から気をつけてよ!」という感じで終わることがほとんど。
ミスを自分のせいにされたり、自分だけ仲間はずれにされたりすることは、まずないと思います。もし理不尽ないじめを受けたなら、その職場は離れたほうが良いです。正直、マトモな職場とはいえません(汗)
ただ、いじめにあう可能性はゼロではないです。
前の職場でも新しく入社した職場でもいじめられたなら、自分の行動を振り返る必要があります。「もしかして、これがダメだったのかな・・」と思い当たることがあれば、次から改善しましょう。もし思い当たることがなければ、転職エージェントなどを使って相談すると良いです。
管理人は3つの工場で働いた経験がありますが、どの職場も人間関係は良かったです。管理人はスキルを高めかったので、結局転職しましたが。
人間関係が極端に悪い職場はあまりないと思いますが、もしそんな職場に入ってしまったら、早めにやめるのが良いと思います。工場の仕事はたくさんあるので、別にひとつの職場にこだわらなくて良いです。仕事探しは手間と時間がかかるものの、居心地の悪い職場にいるほうがもっと大変ですからね。
また、工場の仕事を始める前には、職場を見学させてもらうと良いです。実際に見てみると、職場の雰囲気がある程度は分かります。
普通に働いていれば、パワハラもまずない
上司から怒鳴られたり、ムリな残業をさせられたりといったパワハラも、普通に働いていればないと思います。ただ、「他の職種と比べて多いわけではない」という感じなので、ごくまれにあるとは思います。
最近はパワハラがあると、すぐに大きな問題へ発展しやすいです。ネットの口コミやSNSを通じて「あの企業の工場は、パワハラで問題になってた」と、すぐに悪評が広まるためです。そのため企業も社員のパワハラを厳しくチェックしていて、トラブルは以前より少ないはずです。
管理人が働いていた工場には、かなり高圧的で嫌な上司がいました。そのため同僚と「あの上司が言うことは、もう適当に受け流そう」と決めて接していました(笑)こちらが少し強気で接するようにしたら、上司もあまり言ってこなくなりました。あまり歯向かうのはオススメしませんが、こういう対処法もあります(汗)
人間関係でトラブルを起こさないための、4つのポイント
人間関係の悩みは、仕事をする上で大きなストレスになるもの。なるべく前もって避けるべきです。
人間関係でトラブルを起こさないためには、次の4つを気をつけると良いです。
【工場の人と上手くやるためのポイント】
- 朝と帰るときの挨拶をしっかりする。
- 遅刻・欠勤をせずにちゃんと働く。
- 職場の人と話すときは、なるべくいつも機嫌よく。
- 素直さ・謙虚さを忘れない。
朝と帰るときの挨拶をしっかりする
これは基本的なマナーですが、かなり効果あり。工場はテキトーな人も多いので、「おはようございます!」「お疲れさまでーす」と挨拶するだけでも好印象。期間工や派遣で働く場合、正社員に誘われる可能性も高くなります。
遅刻・欠勤をせずにちゃんと働く
これも当たり前といえば当たり前ですが、無断遅刻や欠勤を繰り返していると、周りの人に迷惑がかかります。また、仕事にミスが多いと、これも「ちゃんとやれよ!」と言われる原因に。工場の仕事はカンタンなものが多いですが、なるべくミスがないようテキパキ働くのは大切です。
職場の人と話すときは、なるべくいつも機嫌よく
いつもムスッとしていたり暗い表情をしていたりすると、職場の人から嫌われる原因になります。特に嫌なことがないなら、なるべく明るく機嫌が良さそうにしているほうが得します。
素直さ・謙虚さを忘れない
年齢が高くなってくると、「年下にあれこれ言われる筋合いなんてないわ!」と文句を言ってしまいがち。ただ、仕事や人間関係をなるべくスムーズにするなら、素直さや謙虚さが大切。
年下・年上関係なく、いつも「わかりました!」「大丈夫ですよ!」と元気に働いていれば、周りの人もきっと認めてくれるはずです。
工場は基本的に、働きやすい職場が多い!考えてみるのはオススメ
工場勤務の人間関係は、「普通」という感じ(笑)ほかの業種と比べて、特に悪いわけではありません。もちろんいじめやパワハラがないわけではありませんが、しっかり働いてなるべく明るくしていれば、嫌われることはないはずです。
もし人間関係が不安なら、面接で職場を見学させてもらったり、転職エージェントに相談したりするのがオススメ。特に転職エージェントは仕事を始める前に気になることを相談でき、自分の適正に合う仕事も提案してもらえます。利用は無料なので、ぜひ使ってみてくださいね。