期間工を始めるときには、メリットやデメリットが気になるもの。両方を知った上で始めることが大切です。
ここでは期間工のメリットとデメリット、どんな人に向いているかについて紹介します。自分に当てはまるかどうか、チェックしてみてほしいと思います。
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期間工として働く、6つのメリット
期間工でのメリットは、次の6つ。
工場の仕事に抵抗を感じる人もいますが、期間工にはたくさんのメリットがあります。よく考えてみると、期間工は意外とオイシイ面もありますよ。
【期間工をする、6つのメリット】
- 手取り給料が多く、寮があるので稼ぎやすい!
- 待遇が正社員と同じ。さまざまな手当がある。
- 仕事が単純で、誰でもできる!
- わずらわしい人間関係がない。
- 学歴なし・未経験でも勤務可能。
- 正社員になれる可能性もある!
それぞれのポイントを、順番に見ていきましょう。
手取り給料が多く、寮があるので稼ぎやすい!
期間工の最大のメリットは、手取り給料が高いこと!
期間工は給与明細の額面で月収30~35万円ほど、手取りで25~30万円ほどもらえる求人が一般的。半年で100~150万円ほど貯金することもでき、かなり稼ぎやすいです。
- 「将来のために貯金したい」
- 「買いたい車があるから、お金を稼ぎたい」
こんな場合にはオススメです。
期間工はトヨタやホンダなど、大手メーカーの工場で働きますが、基本的に寮が用意されています。寮は無料もしくは1万円ほどで住むことができ、テレビや冷蔵庫、布団など、最低限必要なものも揃っていることが多いです。
つまり生活費をがっつり節約できるので、期間工は給料を自分の好きなようにフル活用できます!
待遇が正社員と同じ。さまざまな手当がある
期間工は手取り給与も高いですが、さまざまな手厚い手当があるのも魅力。手当の例としては、次のようなものがあります。
残業手当・夜勤手当 | 残業代や夜勤の手当。 |
---|---|
満了慰労金(まんりょういろうきん) | 契約期間が終わったときに支給される手当。 |
食事補助 | 毎月食費の補助として支給される手当。 |
皆勤手当 | 1ヶ月、欠勤なしで働くと支給される手当。 |
赴任旅費 | 期間工の仕事を始めるときに、引越し費用として支給される手当。 |
契約更新手当 | その企業で期間工を続けるときに支給される手当。 |
このように、かなりさまざまな手当があることがわかります。
期間工が稼ぎやすいのは、これが理由。期間工は働く期間こそ限定されていますが、待遇は大手メーカーの正社員と同じ。そのためとても高収入なのです。
期間工として節約しながら1年しっかり働けば、250〜300万円くらいの貯金は十分できます。これだけ稼げる仕事は、なかなかないと思います。
仕事が単純で、誰でもできる!
期間工の仕事は基本的に単純作業。例えば「ライン」の作業では、同じ部品などがベルトコンベアなどでどんどん流れてくるので、それに必要な作業を加えて次の工程へパスします。
仕事内容は職場によって違いますが、正直あまり頭を使いません。。誰でもできます。もちろん最初は仕事に慣れる必要があるものの、覚えてしまえばカンタンです。
最近は工場もロボット化が進んでいますが、細かな手作業が必要な部分はどうしてもあります。期間工はある意味、「ロボットができない仕事で、メーカーを支えている」といえます。
また、期間工の職場は自動車やバイクメーカーが多いので、クルマやバイクに興味があるとより取り組みやすいと思います。
ただし下でもデメリットとして紹介しますが、作業自体はシンプルなものの、体力は必要。
期間工で働くのは主に自動車メーカーで、かなり重いものを扱うことがあります。仕事をする中で必要な体力はついてきますが、期間工は肉体労働と割り切って働く気持ちが大切です。
わずらわしい人間関係がない
期間工は面倒な人間関係がありません。とにかく仕事をこなせばOK。
期間工として働く人にはいろんな人がいて、人付き合いが苦手な人もいれば女性もいるし、気さくなおじさんもいます。ただ、こうした人と話す機会はあまりなく、人間関係をわずらわしく感じる人には向いています。
コミュニケーションが苦手な人は静かに働けば良いですし、人付き合いがそれほど苦手ではないなら、職場の人と話して過ごすのも良いです。
学歴なし・未経験でも勤務可能
期間工は学歴不問、つまり中卒や高卒でも働けて、未経験でも問題ありません。
管理人が思うに、期間工の仕事を始めるために必要なのは、次の3つです。
- 体力があること。
- 「続けて仕事を頑張ろう」という気持ち。
- 最低限の常識があること。
この3つが揃っていれば、大手メーカーでも普通に面接は受かります。学歴が高くても、期間工の仕事ではあまり活かせません。
正社員になれる可能性もある!
期間工は、大手メーカーの正社員になれる可能性もあります。
企業もしっかり働いてくれる人には、「このままウチで働いてほしい」と思うもの。期間工として1年ほどしっかり働いていると、「良かったら社員にならない?」と上司から声をかけられることがあります。すると、正社員へのチャンスが開けます。
トヨタはさすがにハードルが高いものの、マツダやスバルなどは正社員になれる可能性がかなり十分ます。マツダは過去5年で640人(2018年4月現在)、スバルは2018年2月までに907人が正社員となっています。また、トヨタでもしっかり仕事を頑張れば、正社員になれることもあります。
ちなみに上司から声をかけられたら、正社員になるための面接と筆記試験(正社員登用試験)をクリアする必要があります。ただ、声をかけられた時点である程度決まっているため、面接と筆記試験の難易度は低め。まずは期間工の仕事を頑張ることが大切です。
期間工にはデメリットもある・・。5つのポイントをチェック
ここまで期間工のメリットを紹介しましたが、期間工にはデメリットもあります。
【期間工のデメリット】
- 体を使う仕事で夜勤もあるため、体力が必要。
- 契約期間があり、次の仕事を見つける必要がある。
- 中にはよくわからない人もいる・・。
- 単純作業に飽きることがある。
- 周りの人に、マイナスイメージをもたれることがある。
デメリットについても、順番に見ていきます。
体を使う仕事で夜勤もあるため、体力が必要
期間工の仕事は基本的に「工場で製品を作る作業」。単純とはいえ車の重い部品や車体、生産設備の組立てなどが仕事なので、作業内容によってはかなり疲れます。
また、期間工はシフト勤務で「夜勤」があり、夜中に起きて働く必要があります。夜勤は仮眠を取れることがあるものの慣れない時間帯に働くため、体力は必須です。
仕事をする中で、必要な体力はある程度つけることができます。ただ、「自分は体力がない」と思っている場合、期間工は避けておくほうが良いかもしれません。
契約期間があり、次の仕事を見つける必要がある
期間工の仕事は3ヶ月や6ヶ月のように、契約期間が決まっています。この期間が終わると契約を更新するか、次の職場を探す必要があります。契約を更新する場合、国の法律で最長2年11ヶ月までとなっています。
期間工の求人はたくさんあるため、こだわらなければ次の仕事を見つけることはできます。いろんな職場を経験すると、自分の中で「ここはいいけど、あのメーカーはイマイチ」のようなことも分かります。
ただ、いちいち職場を探すのは面倒なので、契約期間があるのはやはりデメリットといえます。
中にはよくわからない人もいる・・
上でも少し触れましたが、期間工にはいろんな人がいます。基本はごく普通な人がほとんどですが、中にはいきなり大きな声を出したり、逆に何も話さない人がいたりすることもあります。。
ただ、勤務時間中は仕事に集中するので、こうした人と関わったり、トラブルになったりすることはほとんどありません。もちろん、自分から何かしなければの話です(笑)
寮生活も以前はタコ部屋での共同生活が多かったものの、最近は全て個室寮になっています。そのため寮でもある程度は普通に生活できて、変な人と関わることもあまりありません。
単純作業に飽きることがある
期間工の仕事は単純作業なので、人によっては飽きます(笑)
基本的には毎日同じことを繰り返すので、「良く言えばシンプルで簡単。悪く言えば単調」です。仕事によってはもっと重圧やストレスがあることもあるので、それに比べれば良いかもしれません。
管理人的には「夜に何食べよう」「今度の有馬記念、どうやって賭けよう・・(競馬の話)」のように考えごとをしていたら、意外と早く時間は過ぎました。
ちなみに管理人の友達はホンダの鈴鹿工場で働いていましたが、「期間工をする前はホンダ好きだったけど、もう飽きたから今はスバルがいい」と言っていました。車の趣味も変わるかもしれません(笑)
周りの人に、マイナスイメージをもたれることがある
期間工をしていると、「安定した仕事をしたら?」とマイナスイメージをもたれることがあります。これは仕方ないので、自分で目的・目標を決めて働くなら、それでいいと思います。
また、期間工は期間限定とはいえ「大手メーカー勤務」です。そのため、意外とプラスに思ってもらえることもあります。
「トヨタで工場の仕事をしてるよ」という感じで伝えれば、「トヨタなんだ!いいね」と思ってもらえることもありますし、「かなり稼げるから、1年頑張って正社員を目指すよ」のように目標を話せば、「頑張れよ!」と応援してもらえることもあります。
正社員でも将来がわからない今の時代。期間工は「自由度が高い」と考えることもできます。
期間工はどんな人に向いている?
期間工が向きやすいのは、次の4つに当てはまる人。全てでなくても良いですが、なるべく多く当てはまるほうが良いです。
【期間工に向いている人】
- 「とにかくお金を稼ぎたい!」という人。
- 体力に自信がある、もしくは頑張れる人。
- 単純作業に抵抗を感じない人(集中力があるとよりグッド)。
- 人付き合いが苦手な人、もしくは必要ないと思う人。
「体を動かして稼ぎたい」という人には、期間工はオススメです。面倒な人間関係もほとんどないので、精神的にはラクだと思います。
また、寮は合う合わないがどうしてもあるので、寮生活が苦手な場合は安いアパートを探すのもアリです。どのメーカーの工場も田舎や郊外にあり、こうした地域は賃貸アパートの家賃が安いです。
メリットとデメリットを理解して、期間工を始めよう
期間工は紹介したようなメリット・デメリットがあり、自分に向いているかどうかを確認してから始めるのがオススメです。
期間工は実際のところ、半年や1年頑張ればかなり稼げます。大手メーカーの正社員になれるチャンスもあるので、特に20代や30代前半なら始めてみるのも良いですよ。
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