製造業や工場勤務に限らず、転職でイチバン大切なのが「面接」。
企業に入社して働けるかどうかは、面接で8〜9割決まるといっても過言ではありません。そのため面接の前には、シッカリ準備しておくことが大切!
ここでは製造業や工場勤務へ転職するときに押さえておくべき「面接のポイント」を解説します。
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製造業・工場勤務の面接を受けるときのポイント6つ
製造業・工場勤務の面接を受けるときのポイントは、次の6つ!まずはまとめて紹介します。
【面接では、この6つを押さえておくべき!】
- 清潔感のあるスーツを着て、身だしなみを整える。
- 「履歴書」「職務経歴書(転職の場合)」を忘れずに持っていく。
- なるべく「明るい雰囲気」を意識する。
- 「志望動機」と「自己PR」をしっかり伝えられるよう準備する。
- よく聞かれる質問について、対策しておく。
- できれば自分からも質問できるよう、準備する。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
清潔感のあるスーツを着て、身だしなみを整える
面接では第一印象が大切。そのためには、「スーツ」と「身だしなみ」に気をつける必要があります。
製造業や工場勤務の仕事は、入社すると作業着で働くことがほとんど。ただ、面接のときはスーツが基本です。自分の体型にピッタリ合う「ジャストサイズのスーツ」を選ぶと、スッキリした感じになり好印象です。
スーツを売っている店に行き、スタッフに「サイズの合うスーツがほしいです」と伝えれば、自分の体型に合うスーツを選んでもらうことができます。
くれぐれも「ダボっとした大きめサイズのスーツ」を着るのはやめましょう。おじさんっぽい印象になってしまい、面接でイメージダウンの原因になってしまいます・・(汗)
また、身だしなみも大切なポイント。
基本的なことですが、お風呂で身体を洗い、髪の毛をしっかり洗いましょう。また、髭を剃ることも忘れずに。
身だしなみを整えることで、スーツ姿がより好印象になります。
「履歴書」「職務経歴書(転職の場合)」を忘れずに持っていく
面接に向かうときは、「履歴書」と「職務経歴書」を忘れずに持っていきましょう。
履歴書はどんな企業を受ける場合でも、必ず必要。前に正社員で働いていた会社がある場合は、「職務経歴書」も必要です。職務経歴書は「以前にどんな仕事をしていたのかを説明する書類」です。
せっかくこれらの書類を作っても、持っていくのを忘れてしまうと意味がありません。面接の日には家を出る前に、忘れていないかチェックしてから向かいましょう。
また、書類は企業に提出するものなので、折れ曲がっていると失礼になります。クリアファイルに入れて折り曲がらないようにしたり、封筒に入れたりしておくと、提出するときの見栄えが良いです。
なるべく「明るい雰囲気」を意識する
採用が決まって工場勤務が始まると、もくもくと作業をすることが多いです。ただ、面接ではできるだけ、明るく話しましょう。
企業は「積極的に働いてくれる人を採用したい」と考えています。明るい雰囲気の人は、元気や積極的な姿勢が感じられやすく、面接で合格しやすくなります。
明るく振る舞うのが苦手な場合もあるかもしれませんが、できるだけ意識してみてください。
製造業や工場勤務の求人では、元気さや明るさをそこまで高く求めない場合も多いです。できる範囲で良いので気をつけてみましょう。
「志望動機」と「自己PR」を、しっかり伝えられるよう準備する
面接前には志望動機と自己PRの準備をしておきましょう。
志望動機は「その仕事に応募した理由」や「応募したきっかけ」を指し、自己PRは「自分のアピールポイント」です。
人によっては「どうして工場の仕事に応募したのか、自分でもよく分からない」「自分のアピールポイントなんてない」と思うかもしれません。ただ、その求人に応募したということは、何か理由やきっかけがあるはず。これをきちんと考えて、面接官へ伝えられるように準備することが大切です。
志望動機や自己PRを作るには、「自分に問いかけて考えること」が効果的です。
- 自分はどうして、製造の仕事をしたいのだろう?
- なぜ、自分はこの会社に入りたいのだろう?
- 自分の長所や短所って何だろう?
上の3つについて、じっくり考えてみてください。すぐに思い浮かばないかもしれませんが、ふと「そうか、自分は車好きだから、工場で車に関わる仕事をしたいと思ったんだ」のように思いつくタイミングがくるはずです。
これは「自己分析」という、就職活動や転職活動でよく行われること。自己分析で自分を見つめ直すと、長く続けられる仕事に転職しやすくなります。
志望動機については次のページでも詳しく解説しているため、合わせて参考にしてみてください。
(参考)工場勤務の志望動機の書き方・作り方!履歴書・面接を通過するポイント
よく聞かれる質問について、準備しておく
面接では「よく聞かれる質問」があります。次の質問に答えられるよう準備しておくと、面接で慌てずにすみます。
- なぜこの仕事に応募したのですか?
- あなたのアピールポイントや長所は何ですか?
- 前の仕事を辞めた理由は何ですか?
- 単純作業をしっかりこなせますか?
- 体力はありますか?
- 3交代や2交代は大丈夫ですか?(大丈夫な理由も伝えると良い)
- どれくらいの期間、働けそうですか?
これらの質問には、しっかり答えられるようにしておいてください。少し準備が大変かもしれませんが、良い転職のためには必要です。
できれば自分からも質問できるよう準備しておく
面接の最後には、「何か質問はありますか?」のように聞かれることがあります。このとき自分から質問できると、より好印象につながりやすいです。
面接では企業の人から、会社や仕事内容について説明があります。話をしっかり聞いていると「これってどういうことだろう」のように、気になることが出てきます。これを質問すると、面接官から「仕事について積極的に考えている」と思われて、好印象につながりやすいです。
ただ、場合によっては、質問をその場で思いつけないこともあるもの。そのため前もって質問を用意しておき、面接の最後に質問するのも良いです。
なお、面接の最後に「質問はありますか?」と聞かれた場合、質問しないと面接に落ちるわけではありません。ただ、質問しておくと印象はアップしやすいです。できる準備はしておくと良いですね。
転職エージェントを利用すると、面接のサポートをしてもらえる
製造業や工場勤務の求人を探すときに使うと良いのが「転職エージェント」。転職エージェントは無料で利用でき、求人の紹介や転職する上でのサポートをしてくれるサービスです。
自分だけで仕事探しや書類・面接の準備をするのは大変ですが、転職エージェントを使えばグッとラクになります。
転職エージェントに登録すると、自分を担当してくれるアドバイザーがつきます。自分で志望動機や自己PRを作るのが難しくても、アドバイザーに相談すれば、企業にしっかり伝わる内容を作れます。
また、アドバイザーは面接を受けるときの話し方や気をつけるポイントも、個別でアドバイスしてくれます。
転職では、慣れないことがたくさんあるはず。悩みや不安もあると思いますが、転職エージェントを使えば、立ち止まることがなくなります。転職エージェントは無料で使えて、絶対に転職しないといけないわけではないので、ぜひ使ってみてくださいね。
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しっかり準備を整えて、面接を頑張ろう
製造業や工場勤務の面接では、以上のポイントに気をつける必要があります。しっかり対策して、面接当日を迎えてほしいと思います。
企業に入社できるかどうかは、ほぼ面接で決まります。転職エージェントを利用しながら、頑張ってくださいね!