期間工になるためには、企業の求人に応募して「面接」を受ける必要があります。
面接は多くの人が苦手にしていて、「合格できるかな・・」と不安になることは多いもの。ただ、きちんと対策すれば、合格して期間工になることは十分できるので、安心してほしいと思います。
ここでは期間工の面接について、どの企業でも必ず押さえておくべきポイントを解説します。
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期間工の面接でチェックされる3つのポイント
実は期間工の面接は、ハードルが低め。下で紹介しますが、きちんと押さえるべきポイントに気をつけておけば合格できます。
期間工は各企業とも、たくさん採用することが多いです。また、期間工は正社員ではなく仕事も単純作業なので、面接もあまり難しいことは聞かれません。
ただしそれでも、企業が期間工の面接でチェックするポイントはあります。次の3点はどの企業でも必ず確認されるので、知っておきましょう。
- 仕事をこなせる体力がありそうか?
- 責任感をもって、しっかり仕事を続けられそうか?
- すぐに働けそうか?
企業は「体力があってしっかり続けてくれる人を、すぐに採用したい」と考えています。
つまり「体力あります」「しっかり頑張ります」「すぐ働けます」ということを意識して面接を受ければ、面接により通過しやすくなります。意外とシンプルだと思います。
面接の合格率は企業によって違うが、8割ほど
期間工の面接合格率は、だいたいどの企業でも8割くらいと考えてください。よほど常識外れのことをしたり、体力がなさそうだったりしない限り、採用してもらうことができます。
管理人の友人に、デンソー(トヨタのグループ会社)で期間工をしていた友人がいます。
この友人が言うには、「期間工の面接なんて、ある程度の常識があって元気良さそうにしてれば、だいたい受かるよ」とのことでした。
もちろんそれでも面接落ちしてしまうことはありますが、そのときは諦めずに2社、3社と受けてみましょう。
ちなみに期間工は、20〜40代の人が中心。この年代なら面接は、比較的簡単に通ります。
50代だと採用されにくい会社もあると思いますが、何社か頑張って受ければ、合格できるところも見つかるはずです。多少の不採用通知は仕方ないと考えて、チャレンジしましょう。
期間工の面接は、基本を押さえれば通る!
期間工の面接はとにかく、「基本を押さえること」が大切。
ただ、「基本って、、具体的にはどんなことに気をつけたらいいの?」と思うこともありますよね。まずは次の3点をしっかり押さえましょう。
服装はスーツで。身だしなみに気をつける
期間工の面接を受けにいくときの服装は、「スーツ」が良いです。私服は不合格になる可能性が高くなるので、やめたほうが良いです。
これからスーツを買うなら安いもので構いませんが、「体型にぴったりのサイズ」を選ぶと良いです。ダボっとしたスーツを着ると清潔感が落ちるので、ジャストサイズのものを着てスッキリした印象にしましょう。
すでにスーツがあるなら、クリーニングに出してきれいにしておくことも大切。ヨレヨレのスーツは印象が悪いため、パリッとしたスーツで行くほうが採用率が高いです。
また、身だしなみにも気をつけましょう。ヒゲをそって髪の毛を整えて、顔もしっかり洗っておきます。
普段生活していると、第一印象から「この人は明るそうだ」「この人はちょっと落ち着いてるな」のように感じることがありますよね。
面接官も、「ぱっと見の印象」で採用する人を判断します。見た目で損しないように、服装・身だしなみに気をつけましょう!
志望動機は素直に答えてOK。「やる気」を見せる
面接でよく聞かれることとして、「志望動機」があります。志望動機とは「なぜその会社の期間工に応募したのか?」ということです。
企業は「やる気のある人」を採用したいと思っているもの。面接官は「志望動機を答えられる人=目的がハッキリしていて、やる気がある」と考えるため、なぜ応募したのかをあなたへ質問するのです。
期間工の面接は、素直に答えれば大丈夫。例としては、次のような感じです。
- 「ホンダの車が好きなので、応募させて頂きました」
- 「将来に向けて貯金したいので、応募させて頂きました」
- 「まずは期間工としてしっかり頑張り、正社員を目指したいので応募させて頂きました」
上のように答えればOK。自分にしっくりくる答え方のほうが棒読みにならず、より面接官に響きます(笑)
志望動機は別ページで詳しく解説しているので、合わせて参考にしてくださいね。
(参考)期間工の志望動機をどう作る?面接や履歴書で使える例文・テンプレ紹介!
前職の退職理由は「ポジティブな形」で返答する
面接でよく聞かれる質問として、もうひとつ「前職の退職理由」があります。「なぜ、前の仕事を辞めたのですか?」という質問です。
これは失敗することがあるため、まずはNGな例を紹介します。
【返答としてNGな退職理由】
- 「給料が安かったので」
- 「人間関係が合わなかったので」
- 「仕事がキツかったので」
上の退職理由は、全て「ネガティブ」な内容。給料が安い、人付き合いが上手くいかない、仕事がキツイ・・。
こうしたことを言う人を、企業は採用したいと思いません。企業の面接官は、次のように考えるためです。
- 「給料が安かったので」 → 「仕事の頑張りが足りなかったのでは?」
- 「人間関係が合わなかったので」 → 「自分の行動に、何か問題があったのでは?」
- 「仕事がキツかったので」 → 「うちの仕事もラクではないけど、大丈夫?」
採用前からグチを言ってしまうと、合格は難しいです。必ずポジティブに言い換えて、退職理由を伝えてください。
【返答としてOKな退職理由】
- 「以前は部品工場で勤務していましたが、車の仕事に興味が湧いてきたので、環境を変えて頑張りたいと思いました」
- 「前の職場では正直なところ、人間関係で失敗してしまいました。私が周りの方に配慮できなかったことが問題だと思っていますので、今後は切り替えて頑張りたいと思っています」
- 「前職は車体の組み立てで、私の体には大きな負担でした。今後はもう少し軽いものを扱える仕事で、しっかり頑張りたいと思っています」
上のように「以前はこんな良くない点があったけど、これからは頑張りたい」というニュアンスで答えると、面接官が「これからは頑張ってくれそうだな」と感じてくれます。
期間工の面接でよく聞かれる質問と返答フレーズ
基本的にここまで紹介したことを押さえれば、ある程度は面接に対応できます。ただ、「よく聞かれる質問」も知っておくと、より落ち着いて対応できます。どのメーカーでもよくある質問を紹介します。
【仕事は体力が必要ですが、大丈夫ですか?】
→「大丈夫です!」としっかり元気に答えると良いです。期間工は、重いものを持ったり運んだりする仕事が多いです。体力があることをアピールすると、合格の可能性が上がります。
また、「前職は配送の仕事をしていました」「車体の組み立てをしていました」のように、前職が体力的に大変な仕事だった場合は、伝えておくと良いです。「しっかりやってくれそう」と思ってもらいやすいです。
【仕事を続けられそうですか?】
→「すぐに辞めないか」を面接官が確認する質問です。「しっかり頑張って、長く働きたいと思っています」のように答えましょう。
人によっては期間工を始めてすぐに辞めることがあり、企業はこうした人に困っています。長く働く気持ちをもっている人ほど、採用率が上がります。
【場合によっては残業や休日出勤もありますが、大丈夫ですか?】
→「大丈夫です!」と答えます。どのメーカーの期間工でも、ある程度の残業や休日出勤はあります。期間工をするときは割り切って、稼ぐことに集中するのも良いと思います。
残業や休出は、こなした分だけ稼げます。期間工はしっかりこなせば、手取りで月30万円前後は普通にいきます。
【借金やローンはありますか?】
→「ありません」と答えておけば良いです。
採用に直接関係があることではないものの、大きな借金があるとマイナス印象をもたれることがあります。銀行ならともかく、メーカー企業は個人のローンなどを調べることはできません。
【ご両親の同意は取っていますか?】
→未成年の場合に聞かれる質問です。「はい」と答えましょう。
期間工は18歳から応募できますが、19歳までの未成年が仕事をするには「両親の同意」が必要。この場合、面接で採用になったら両親に「同意書」を書いてもらい、職場へ提出する必要があります。
未成年で期間工を始めたいなら、面接への応募前に両親へ相談しておきましょう。面接後には必ず同意書が必要なので、内緒にしてもあとでバレてしまいます。また、両親でなくても、祖父母(おじいさん・おばあさん)などでも大丈夫です。
面接の合否通知は「当日〜1週間ほど」が目安
期間工の面接を受けたら、その後は合否を待つことになります。企業はなるべく早く人材を採用したいため、1週間ほどで通知がくることは多いです。電話や郵便でくるはずです。
また、メーカーによっては「面接当日」に合格通知を出すこともあります。「面接を終えたあとに封筒を渡されて、合格の通知が入っている」のような場合です。
合否通知がいつくるかは企業によって違うので、「だいたい1週間以内」と考えておくと良いです。
ちなみに期間工の面接は、全国の面接会場で受けることができます。たとえば神奈川県に工場がある場合でも、大阪や名古屋で面接を受けて神奈川に出向くことができます。
前もって内容をチェックして、期間工の面接を受けよう
期間工の面接は、基本的なことを押さえれば大丈夫。紹介したポイントに気をつけて、求人に応募してみてくださいね。面接の合格率は、だいたいのメーカーで8割ほど。やる気をもって準備して向かえば、採用してもらえるはずです。
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