マツダ期間工を始めるときには、「正社員になれるかどうか」が気になることもあると思います。
マツダは最近人気が高まっていて、正社員採用も積極的に行っています。2019年現在、マツダの正社員採用実績は過去5年間で641名。これはかなり高い数字で、大きなチャンスがあります。しっかり働けば正社員になれる可能性は十分あるため、まず期間工として働くのはオススメです。
ただしマツダの正社員を目指すときには、気をつけておくべきポイントもあります。ここでは「マツダの正社員登用」について、ポイントを解説します。
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マツダは正社員登用に積極的!過去5年間で641名を採用
マツダ期間工は毎年、正社員登用をしています。マツダのデータでは、過去5年間で641名の期間工が正社員として採用されています。つまり年間120人くらいのペースで正社員を採用していて、可能性は十分あります。
トヨタ・ホンダ・日産の正社員になるのは、正直かなり難しいです。ただ、マツダやスバルはこの3大メーカーよりハードルが低めなので、正社員を目指すなら働いてみる価値はあります。
ちなみにトヨタ・ホンダ・日産も期間工から正社員の採用を行っていますが、マツダのように数字を公表していません。つまり採用人数は、かなり少ない可能性があります。
スバルは「2018年2月までに907名の正社員登用実績あり」となっていて、過去何年間の数字なのかわかりません(汗)ただ、マツダとスバルはかなりたくさん採用しているからこそ、こうした数字を出しているのだと思います。
以上から、正社員を狙うならマツダはオススメ。管理人も最近のマツダ車は好きなので、マツダの正社員になれるのはうらやましいです(笑)
正社員になった直後は給料が下がるので注意
正社員を狙うときに気をつけたいのが、「手取りの給料が下がる」ということ。
晴れて正社員になれても、期間工のときより手取りは下がるはずです。
マツダ期間工の給料は、「日給で約8,000円」がベース。本当は8,000円×22日(1ヶ月の勤務日数)=17万6千円の給料なのですが、期間工はこれに残業手当・夜勤手当・休日出勤手当・皆勤手当・食事補助などが支給されて、手取りで月30万円くらいになります。
正社員になると、これまで期間工でもらえていた手当が大きく減ることになります。残業代は正社員でも支給されるものの、夜勤手当・休日出勤手当・皆勤手当・満了慰労金・更新手当などは出なくなります。
さらに正社員は給料から厚生年金・健康保険・所得税・住民税などが引かれるため、本当は25万円近くの給料が支給されていても、手取りは20万円ほどになってしまうことが多いのです(汗)
期間工の給料に慣れてしまうと、この差に衝撃を受けてしまうことがあります。「せっかく頑張って正社員になったのに、これだけしかもらえないの?」という感じですね。
ただし正社員は期間工のように契約期間がなく、ずっとマツダで働くことができます。マツダは大手メーカーで、年齢が上がると給料も上がる仕組み(年功序列)がまだ残っています。目先の給料だけでなくこれからの収入の伸びを考えるなら、正社員は期間工より良いです。
正社員はさまざまな仕事を任せてもらえてやりがいもあり、自分の技術・経験も磨けます。さらに「マツダの社員」というブランド力もあります。同じマツダでも期間工だとマイナスイメージをもたれやすいですが、正社員になると周りからの印象は大きく変わるはずです。
正社員:手取り給料は下がるけれど、長く働けば給料が伸び、周りの人からも好印象。
期間工:手取り給料は良いけれど、働けるのは最長3年。転々と仕事を探す必要がある。
期間工と正社員、どちらにもメリットとデメリットがあります。期間工のまま働くか正社員を目指すか、「自分にとってどちらが良いか」を考えてみてください。
もちろんマツダの正社員はなりたくでもすぐになれるものではないので、「まずは期間工として働きながら考える」というのも良いと思います。
正社員になるには、3つのハードルをクリアする必要あり
ここまでを踏まえてマツダの正社員になろうと思う場合、次の3つの条件をクリアする必要があります。
マツダの正社員登用試験は、具体的な内容が公表されていません。ただ、下の3つはどの自動車メーカーでも必要なため、マツダでも押さえておくと良いです。
【マツダの正社員になるための、3つの条件!】
- 上司からの推薦
- 筆記試験(国語と数学の試験・SPI)
- 面接
1から順番に進んでいきますが、それぞれのステップで気をつけるポイントを見ていきましょう。
上司からの推薦をもらうには、仕事を頑張る
マツダの正社員になるには、まず仕事を頑張る必要があります。
【正社員を目指すときに、仕事で意識すると良いこと】
- 無断で遅刻・欠勤をしない。
- 仕事でミスをせず、テキパキ働く。
- 同僚や上司と積極的にコミュニケーションをとる。
この3つを心がけながら1〜2年ほど仕事をしていると、マツダの社員や職長から「正社員にならない?」と誘われるようになります。ここまでが正社員になるための、一番大変なステップです。
期間工として働く人はたくさんいますが、正社員登用に誘われるのはごく一部。周りの人よりも抜きん出た頑張りをする必要があるため、日々の仕事を大切にしましょう。
期間工は1人で集中して作業できるため、キッチリ仕事をこなそうと思えばできるはず。ただ、それだけでは正社員になることはできず、社員さんへの報告・相談・改善提案や、ときには雑談(コミュニケーション)も必要です。
いつも周りの人へ挨拶や雑談をして、仕事もしっかりしていれば、社員さんが「あいつは頑張ってるな〜」と認めてくれやすくなります。こうしたイメージができたらあと少しで、続けて頑張っていると正社員の誘いがくるようになるはずです。
上司や職長からの誘いを受けたら、正社員になりたいかどうかの返事をします。「正社員になりたいです」と伝えると、筆記試験と面接に進みます。
筆記試験は、対策の勉強をすれば通りやすい
正社員登用で次にクリアしないといけないのは「筆記試験」。
筆記試験は2種類あり、「中学レベルの国語・数学」と「SPI(適性検査)」があります。
どちらもそれほど難しい試験ではないものの、しっかりと対策は必要。全て本屋で参考書や問題集が売っているので、1冊ずつ買って勉強すると良いです。
子供の頃は難しく感じたことも、年をとってから勉強すると理解できることが多いです。中学レベルの国語と数学は、ひとつずつ学べば意外とわかります。正社員になると最低限の学力は必要なので、少し面倒ですが勉強しておきましょう。
面接は前もって聞かれそうな質問の返答を考えておく
筆記試験を終えると、最後に面接があります。さまざまな質問をされるため、それに対してきちんと答えられる必要があります。
答え方に正解はありませんが、面接官が「この人なら、正社員として採用したい」と思うようなアピールをする必要があります。下の質問はよく聞かれるため、前もって答えを考えておくと良いです。伝える言葉を丸暗記するよりも、「こんな内容を話そう」とイメージをもっておくことが大切です。
【正社員登用の面接でよく聞かれる質問】
- なぜマツダの正社員になりたいのか?(「安定しているから」はNG)
- マツダのどんなところが良いと思ったのか?
- 正社員になって、どんな仕事をしたいか?
- 自分の仕事人生について、どう考えているか?
- 期間工から正社員になろうと思ったのはなぜなのか?
上のようなことが面接で聞かれるため、前もってしっかり考えておきましょう。
これから期間工になるなら、まだ正社員の誘いを受けるまで時間はあります。仕事をする中で考えておくと良いですね。
正社員登用のハードルは高いが、狙ってみるのもアリ
マツダ期間工は、正社員になれる可能性が十分あります。過去5年間で641名の採用実績があるので、まずは毎日の仕事をしっかり頑張りましょう。
正社員になると、最初は手取りの給料が減ってしまいます。そのため「とにかく正社員になりたい!」と軽く考えるのではなく、メリット・デメリット両方を踏まえて決断するのがオススメです。急いで決めることではないので、じっくり考えてみてください。
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