性格は人それぞれ。コミュニケーションが苦手なこともあると思います。
ただ、いわゆる「コミュ障」でも、工場や製造職の正社員なら十分なれます。工場の仕事は物と向かって作業することが多く、人と関わる時間はかなり少なめ。そのため無理なく働けて、専門的な技術も身につけられます。
コミュ障で新たな仕事を見つけるのは、勇気がいるもの。ここでは「コミュ障で工場勤務・製造職を始める場合」について解説します。正社員になることを想定して解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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工場勤務・製造職は、コミュ障でも正社員として働ける!
工場の仕事は、コミュ障でも大丈夫です。
工場では基本的に「物」と向き合うことが多いです。部品や製品を扱ったり、生産設備を動かしたりする時間が多く、ほかの人と関わる時間は短め。人との会話が苦手でも、十分やっていけます。
もちろん最初は慣れが必要なので、戸惑うこともあるかもしれません。ですが2週間やひと月も経てば、きっと普通に働いているはず(笑)
管理人も今はある程度克服しましたが、昔は三流大卒でかなりのコミュ障でした。飲み会では1人で取り残されることが多かったし、周りの人と上手く会話できず「付き合いにくい奴だな」と思われているように感じることもよくありました・・。
ですがこんな管理人でも、工場の仕事を続けることはできました。あなたもきっとやっていけるはずです!
ちなみにコミュ障でも工場の仕事ができる理由は、大きく次の3つです。
- 仕事中は、職場の人とコミュニケーションをとる必要がない。
- 技術を身につければ、それが強みになる。
- 周りの同僚・上司も、コミュ力が低め。
それぞれについて、説明していきます。
仕事中は、職場の人とコミュニケーションをとる必要がない
工場での仕事は、あまりほかの人と話す時間がありません。
基本は工場で部品などの組み立てをしたり、生産設備を操作したりします。みんなそれぞれ担当の作業で忙しいので、雑談をしている暇はあまりありません。つまり、もくもくと自分の仕事に集中できます。
ただ、周りの人と連携して仕事を進めることはあります。こうしたときにはコミュニケーションをとる必要がありますが、別に面白いことを言う必要はなく、業務上で伝えないといけないことを話せば大丈夫。あとは周りの人に合わせて笑っておけばOKです(笑)
管理人は薬品工場と部品工場で働いた経験がありますが、どちらの工場も仕事中はほとんど同僚や先輩と話す必要がありませんでした。仕事の最初と最後に引き継ぎがあったので、会話をするのはほぼそこだけでした。
技術を身につければ、それが強みになる
工場の仕事で強みになること、それは「技術」です。コミュ力も武器になりますが、いろんな仕事ができると、それだけで周りの人から信頼してもらえます。コミュ力が低くても、「あの人は物静かだけど、いろんなことを知っていてすごい!」という立ち位置になれるわけです。
要は仕事をコツコツ頑張っていれば、それだけで信頼してもらえて居場所もできます。人によって性格は違うので、会話が上手くなくても自分を責める必要はありません。
周りの同僚・上司も、コミュ力が低め
工場で働く人は、全体的にコミュ力が低めです。あなただけでなく、職場の同僚や上司もそうです(笑)
管理人が働いていた部品工場の先輩は、自分以上にコミュ力が低かったです。いろんなことを知っていて仕事がデキる人でしたが、とにかく何も話さない・・。ときどき先輩と一緒に社用車でお客さんのところに出向きましたが、気まずくて仕方なかった思い出があります(笑)
この先輩だけでなく、コミュ力の低い人はたくさんいたなと思います。もちろん全員がそうではありませんが、「自分と似た人は多い」と思っておきましょう。
コミュ障でも工場の仕事を上手くやっていくには?3つのポイント
ここまで紹介したように、工場の仕事は会話が苦手でもこなすことができます。ただ、工場勤務をより続けやすくするには、次の3つを守ると良いです。
- 仕事をする中で、知識とスキルを高める。
- 挨拶をきちんとする。
- 連絡・質問・相談など、仕事に最低限必要なことは伝える。
これもそれぞれについて、説明していきましょう。
仕事をする中で、知識とスキルを高める
工場での仕事で大切なのは、とにかく「技術」。仕事をする中で勉強になることはたくさんあるので、知識とスキル向上を意識して働くと良いです。
ネジについてわからないことが出てきたらネジの勉強をしてみる、設備の動かし方がわからなければ運転方法をしっかり学んでみる、のように働いていると、いろんなことができるようになります。また、仕事に興味が湧いてきて周りの人からも信頼されるようになります。
やる気があるならガツガツ勉強しても良いですし、少しずつ自分のペースで習得していくのも良いと思います。自分なりに頑張れば良いですよ。
こうして働いていれば、「あいつはコミュ障だ」みたいな形で馬鹿にされることはまずありません。「あいつは頑張ってる!すごいな」と思われるはずです。
挨拶はきちんとする
いくらコミュ障でも、挨拶はできると思います。朝の「おはようございます」と、仕事中や仕事終わりの「お疲れ様です」は、必ず言うように意識すると良いです。
ちょっとした挨拶だけでも、十分良いコミュニケーションになります。するのとしないのでは大違いなので、毎日しっかりすることをオススメします。
「挨拶くらい、どうでもいいんじゃない?」と思う人もいますが、挨拶を重視する先輩や上司は意外と多いです。挨拶ができていれば「あいつは確かにコミュ障なところはあるけど、基本はしっかりやっている」と思ってもらえます。
管理人は職場に慣れてきた頃から、「お疲れ様です。明日は釣りに行くんですか?」みたいな形で、ひとこと付け加えていました。これだけで良いコミュニケーションになって相手の人と仲良くなれるので、やってみると良いですよ。
連絡・質問・相談など、仕事に最低限必要なことは伝える
仕事をする中では、どうしても周りの人と連携をとらないといけないことがあります。作業の報告をしたり、わからないことや判断に迷うことが出てきたら質問や相談をしたりする必要があります。
こうしたことを「コミュ障だから」という理由でやらないと、仕事に支障が出てしまいます。「これは絶対に伝えないといけない」ということは、きちんと先輩や上司などに伝えましょう。
最初は上手く話せなくても、何度か話していると慣れてきます。そして意外とスムーズに会話できるようになってくるので、「始めは仕方ない」と考えておきましょう。
管理人もそうでしたが、コミュニケーションの上達には「場数」が必要。話す機会がたくさんあるほど、コミュ力は上がります。管理人も失敗続きでしたが、「なるべくしっかり話そう」と意識していたら、人並みに話せるようになりました。
コミュ障でも面接は乗り切る必要あり!転職エージェントを活用しよう
会話が苦手でも、面接はしっかり話して乗り切る必要があります。
面接で上手く話せないのは、実は会話力がないからではないです。
「自分の伝えたいことが整理できていない」
これに尽きます。
- 自分はどうして、製造の仕事をしたいと思ったのか?(ものづくりに興味がある、など)
- なぜ、その会社に興味をもったのか?(新しい技術を使った製品づくりをしたい、など)
- 会社に貢献できる、自分の長所は何なのか?(集中力がある、手先が器用、など)
この3つをしっかり考えてみてください。これらを自分でハッキリわかっていると、会話が苦手でも面接でスムーズに話すことができます。
会話が苦手と思っている人でも、好きなことについては熱く語れることがありますよね。これは自分のよく知っていることだから、ドンドン言葉が出てきます。
面接を受ける前には、自分のことをよく知っておく必要があります。
上で挙げたような「なぜ製造の仕事をしたいのか」「なぜその会社がいいのか」を考えるのは大変ですが、じっくり考えていると答えが浮かんできます。面接官に伝えられるよう考えを整理すれば、会話が苦手でもスムーズに話せるはずです。
また、もし自分だけで考えることができなくても、それはよくあること。仕事探しのサポートをしてくれる「転職エージェント」を使えば、担当のスタッフが志望動機や自己PRを一緒に考えてくれます。
転職エージェントを使うと、自分1人で仕事を探すより正社員になりやすいです。オススメのサービスは別ページで紹介しているので、合わせて参考にしてほしいと思います。
>>製造業・工場勤務の転職活動にオススメの転職エージェント!
コミュ障でも工場なら十分働ける!
コミュ障でも、製造職として工場で勤務することは十分できます。
コミュ力がなくても技術を身につければステップアップもできるので、製造の仕事はオススメ。ものづくりは奥が深いので、ハマれば「自分にピッタリだな」と感じることもありますよ。上で紹介した職場で上手くやっていくコツも参考に、ぜひ頑張ってほしいと思います!
なお、製造の仕事を探すなら、「転職エージェント」を利用すると良いです。転職エージェントは担当のアドバイザーが求人の紹介や転職のサポートをしてくれて、1人で仕事を探すよりスムーズに良い職場を見つけることができます。別ページでオススメのサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!