期間工の求人へ応募するときに考えないといけないのが「志望動機」。最近は女性で期間工を始める人も増えていますが、女性の場合は男性と違うポイントに気をつけて志望動機を作る必要があります。
ここでは「女性で期間工を始める場合の、志望動機の作り方」を解説します。
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期間工の志望動機、女性の場合は3パターンのどれかがおすすめ。例文も紹介
まず、期間工の面接は、それほどハードルが高くありません。派遣やパートと似た仕事のため、きちんと頑張る気持ちがあれば受かりやすいです。
女性の期間工が増えているとはいえ、男性に比べるとまだ少数派。ですが塗装のチェックや検査など、細かいところに注意が必要な仕事は、男性より女性のほうが向いています。そのため各メーカーも女性の期間工を必要としていて、採用してもらえる可能性は大きいです。
ただ、「まあ受かるでしょ」のように油断すると、面接に落ちてしまいます。志望動機を考えるときは、次の3パターンのどれかがおすすめです。
【女性が期間工に応募するときの志望動機3パターン】
- 「目標のために、資金を貯めたい」
- 「体を動かす仕事が好きで、貯金もしたい」
- 「有名なメーカーなので、仕事に興味を持った」
1. 「目標のために、資金を貯めたい」
「これから子供が大きくなるので、学費を貯めたい」「専門学校に行こうと思っているので、そのための資金を貯めたい」など、「目的のために貯金したい」という志望動機は定番。
面接官からは「またこのパターンね」と思われるかもしれませんが、「こういう人はやめにくいし、安心感がある」とも思われやすいです。
正社員への転職だと、貯金したいという志望動機は通用しません。ですが期間工は正社員と違い、企業の採用担当も応募する人が給料目当てだとわかっています。きちんと目標を伝えて頑張る姿勢を見せるのは効果的。
ただ、本当は専門学校へ行くつもりなんてないのに「専門学校へ行くために貯金したい」のように伝えても、面接官には響きません。本当に考えている目標を伝えると、熱意が伝わりやすいです。
【例文】
- 「来年は看護の専門学校へ行きたいと考えていて、今はそのための資金を貯めたいと思っています。頑張りますので、よろしくお願いします」
- 「結婚していて子供が2人います。夫が技術の仕事をしていますが、子供の教育費のために、私も期間工で働こうと思いました」
- 「生活のために、今は貯金をしたいと考えています。求人を見て自宅から近いこともあり、働きやすいと感じて応募しました」
2. 「体を動かす仕事が好きで、貯金もしたい」
期間工は体力が必要な仕事。女性の場合は無理に重いものを持ったり運んだりすることはありませんが、立ったり座ったりと、動き回ることは多いです。そのため「体を動かす仕事が好きなので応募しました」「体力には自信があります」というアピールは効果的。
このとき体力があることの証拠として、「ずっとスポーツをしていた」「前に配送の仕事をしていた」のような経験を伝えるのも良いです。単純に体力があるとだけ伝えても「本当に?」と思われるため、アピールできる経験を用意しておきましょう。
また、期間工は夜勤もあるため、夜勤の経験や夜型であることを伝えるのも効果的です。
【例文】
- 「以前は配送の仕事をしていて、体を動かして働きたいと思っています。多少の重いものなら持てますのでよろしくお願いします」
- 「もともと女子バレーをしていて、体力には自信があります。体を動かす仕事が好きで、このお仕事も自分に合いそうだと思って応募しました」
- 「夜勤があるそうなのですが、以前もパン工場で夜勤をしていました。こちらでも頑張って働けたらと思っています」
3. 「有名なメーカーなので、仕事に興味を持った」
1と2の志望動機が自分に合わなさそうな場合は、この志望動機が良いです。
期間工の求人を募集しているのは、トヨタ・ホンダ・日産・デンソーなどの大手メーカー。「有名なメーカーなので、お仕事に興味を持ちました」のような志望動機も、まああり。
「大手で働きたい=長く続けたい、安定して働きたい」と受け止められることが多く、会社としては「この人は長く続けてくれそう」と思ってくれるためです。
ただ、「有名なメーカーなので働きたい」というだけでは、あなたが期間工に向いているかハッキリしません。そのため、「細かい作業が得意なので、工場でのお仕事も向いていそうだと思っています」のように、自分のどんなところが期間工向きなのかを伝えると良いです。
【例文】
- 「有名な自動車メーカーでのお仕事ということで、興味を持ちました。体力はある程度ならあるほうで、コツコツした作業が得意です。車の技術も身につけたいと思っていますので、よろしくお願いします」
- 「できれば1〜2年くらいは働きたいと思っており、安定したお仕事を探している中で見つけたのが御社でした。工場のお仕事は、以前にも少しだけしたことがあります。頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いします」
志望動機を考えるときに気をつけるべき、4つのポイント
ここまでの3パターンのどれかで志望動機を考えれば、採用してもらいやすい内容になるはず。ただ、次の4つのポイントにも気をつけると、よりしっかりとアピールできます。気をつけてみてくださいね。
【志望動機を考えるときは、このポイントに気をつけよう】
- 履歴書の志望動機欄は、なるべく埋める
- マイナスに捉えられそうなことは、必要以上に伝えない
- どれくらいの期間働けるかは、聞かれることがあるので考えておくべき
- 求人サイトのスタッフにも、大丈夫そうか相談してみる
履歴書の志望動機欄は、なるべく埋める
志望動機は面接だけでなく、履歴書にも書く必要があります。志望動機の欄は、できるだけ枠いっぱいに書きましょう。しっかり書いてあることで、企業の人が「この人、やる気ありそうだな」と思ってくれやすくなるためです。
普段の生活で文章を書くことが少ないと、上のように空白を残してしまいがち。ただ、これでは「スカスカじゃん。やる気ないのかな・・」と思われてしまいます。
文章を考えるのは意外と大変ですが、好条件な仕事をゲットするために、履歴書も手を抜かずに書きましょう。
マイナスに捉えられそうなことは、必要以上に伝えない
志望動機は、なるべく前向きな内容で伝える必要があります。
【ネガティブな志望動機は、ポジティブに言い換える!】
- 「父が病気で、私ができるだけ生活費を稼がないといけないため応募しました」
→「これからの生活のために貯金したいと思い、応募しました」 - 「今まで正社員の面接に何度も落ちてしまい、期間工なら受かりそうだと思って応募しました」
→「有名なメーカーのお仕事で、長く働けそうだと思い、応募しました」 - 「あまり取り柄がなく、工場のお仕事ならできそうだと思っています」
→「手先は器用なほうでコツコツと作業するのが得意なため、応募しました」
人によっては志望動機を考えるとき、上のようにネガティブな内容で考えてしまうことがあります。ただ、これでは面接に落ちてしまいます・・。
家族が病気だったり、今まで正社員の面接に何度も落ちたり、苦労はわかります。ただ、残念ながら「大変でしょうから、採用しますよ」とはなりません。
企業が求めているのは、「頑張って働いてくれて、長く続けてくれる人」。「この目標のために、期間工で働きたい」「工場の仕事に向いていると思うから、期間工を始めたい」のように、必ず自分が役に立てることをアピールしましょう。
どれくらいの期間働けるかは、聞かれることがあるので考えておくべき
期間工は3か月や4か月のように契約期間が決まっていて、契約期間が終わる頃に更新するかどうかが決まります。ただ、期間工を始める人の中には、契約期間が終わらないうちにやめてしまう人がいます(いわゆる「バックレ」「飛ぶ」というものです)。
これは企業にとって困ることで、かわりの人を急いで探す必要が出てきます。生産に影響が出てしまうと、大きなトラブルになってしまいます(汗)
そのため期間工の面接では、「いきなりやめたり無断遅刻・無断欠勤をしたりせず、きちんと続けてくれそうか?」がチェックされます。場合によっては「どれくらいの期間働けますか?」と聞かれることもあるため、前もって考えておきましょう。半年〜1年以上働けるなら、好印象になりやすいです。
ちなみに期間工の契約期間は、多くの会社で3か月以上。働ける期間が1か月や2か月なら、期間工ではなく派遣や短期の仕事を探すほうが良いです。
求人サイトのスタッフにも、大丈夫そうか相談してみる
志望動機を自分だけで考えるのは、けっこう大変なもの。もし「どうしても自分では考えられない」「一応自分で作ってみたけど、これで良いのか不安」というときは、期間工の求人サイトのスタッフに相談すると良いです。
アウトソーシングという企業が運営する期間工専門の求人サイト「期間工.jp」では、登録するとスタッフが仕事を始める前のサポートやアドバイスをしてくれます。志望動機が良い内容になっているかをアドバイスしてくれたり、希望に合うベストな求人を一緒に探してくれたりするため、活用するのもおすすめ。
期間工.jpは無料で利用でき(メーカーから紹介料をもらっています)、採用が決まると支給される特典の「入社祝い金」も高額。期間工が気になっているなら、使ってみるのもオススメです。
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志望動機をシッカリ仕上げて、期間工の面接を受けよう
期間工を始めるときに、志望動機は大切なポイント。しっかり考えて面接を受ければ、大きな失敗はないはず。ここで紹介したパターンやポイントを押さえて、良い内容に仕上げてほしいと思います。
期間工はある程度の体力が必要なものの、手取りで月25〜30万円ほど稼げる良い仕事。最初は疲れることもありますが、慣れれば女性でも意外とこなせます。ぜひ頑張ってくださいね。