期間工を始めようか考えるとき、期間工とバイトの違いがわからないこともあるもの。
期間工は「期間従業員」といい、期間は限られますが正社員に近い手当がもらえます。アルバイトは完全に時給だけで働くため、高収入なのは圧倒的に期間工。「体力が必要」「契約期間が決まっている」のような注意点はあるものの、期間工を始めてみるのはおすすめです。
ここでは「期間工とアルバイトの違い」を解説します。
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期間工とアルバイトの違いは「社員の待遇」かどうか
一見すると似ている期間工とアルバイトですが、「雇用形態(こようけいたい)」が大きく違います。
バイトは働いた時給の分だけ給料が支給され、働く曜日や時間帯に融通がききます。例えば時給900円で8時間働くと7,200円、ひと月に22日働くと158,400円になります。
バイトは雇っている側が「この人はダメだ」と思ったら、すぐに辞めさせることができます。バイトはこのリスクがあり、「非正規雇用(ひせいきこよう)」と呼ばれます。
これに対して期間工は「有期雇用契約(ゆうきこようけいやく)」という雇用形態です。
簡単にいうと「3ヶ月や半年間と契約期間は決まっているけれど、その間は社員として採用します」ということ。
つまり期間工は、社員とほぼ同じ待遇を受けることができます。企業の正社員は社会保険や福利厚生などを受けることができますが、期間工もこれが適用されます。給料は、会社ごとに決まっている給与形態を基準として決まります。
ただし期間工は社員として働くため、バイトのように勤務時間や曜日を選ぶことはできません。決まった時間・曜日に働く必要があります。また、期間工の場合はシフト勤務で夜勤もあるため、体力が必要です。
期間工とバイトどちらを選ぶかは、「収入」を重視するなら期間工、「自分の時間」を重視するならバイトという感じで決めると良いです。
期間工は頑張れば、短期間でまとまった収入を得られる
期間工は3ヶ月や半年など、働ける期間が決まっています。これは長く働きたい人にとってはデメリットですが、「短期間だけ集中的に稼ぎたい」という人にとってはメリットといえます。
バイトは1日(8時間)働いて15~18万円くらいがやっとですが、期間工なら手取りで月30万円ほどもらえる仕事がたくさんあります。
期間工の仕事内容はさまざま。ある程度の体力は必要なものの仕事は単純作業なので、これで月30万円ならかなりオイシイと思います。
期間工は3ヶ月や半年頑張ってみて、そこで打ち切りにするのも良いですし、それ以降も続けて働き、余裕のある生活をするのも良いです。
また、1~2年くらい頑張って働いていると、正社員への誘いがあることもあります。管理人の知り合いにもこうしてデンソーの社員になった人がいますが、夫婦で月収1,000万円近い収入があるそう・・。うらやましいです。
ちなみに期間工の求人で「月収35万円」のように書かれていても、「手取り」ではないことに気をつけてください。月収35万と書かれている求人の場合、だいたい30万円が手取り収入です。「記載の給料から、マイナス5万円が手取り」というイメージです。
期間工は寮があったり特典の入社祝い金がもらえたりと、かなり稼ぎやすいです。バイトは当然ですが祝い金なんてなく寮もないので、稼ぎやすいのは期間工です。
アルバイトのかわりに期間工をする場合に気をつけること
「バイトより割がいいなら、期間工でまずは半年、頑張ってみようかな!」と思う場合、気をつけておくべきことがあります。次の3ポイントを押さえておきましょう。
- 今までのバイト歴は、職歴として期間工の履歴書に書いて大丈夫。
- 面接で「短期で働きたい」のように言わない。契約期間はきちんと働く。
- 期間を決めているなら、辞める1ヶ月前には連絡しておく。
それぞれについて、詳しく説明します。
今までのバイト歴は、職歴として期間工の履歴書に書いて大丈夫
期間工の面接を受けるときには、「履歴書」を書く必要があります。
「これまでのバイト歴を、履歴書に書いて大丈夫かな?」と思うこともあるかもしれませんが、アピールできそうな仕事は「職歴」として書いてOKです。倉庫での荷物運びや新聞配達など、工場での仕事に役立ちそうなことは書いておくと良いです。
期間工を募集する企業は、次の3つを基準に応募する人を見ています。
- 「しっかり頑張って働いてくれそうか」
- 「常識やマナーを守れそうか」
- 「体力がありそうか」
もちろんこれまでのバイト歴も確認されますが、期間工の面接は上のようなポイントがより重視されます。スーツ・清潔感のある身だしなみに気をつけて、「しっかり頑張ろう」という気持ちをもって向かうと採用してもらいやすいです。
面接で「短期で働きたい」のように言わない。契約期間はきちんと働く
面接では「長く頑張りたいと思っています」と伝えるのが基本。
- 「期間工として、3ヶ月だけ働きたいです」
- 「短期間の勤務を希望します」
面接で上のように伝えると、落ちる可能性が高くなります。
期間工を採用したい企業からすると、長くしっかり頑張ってくれる人は、ありがたい存在。そのため面接では、「しっかり頑張って、長期で働きたいと思っています」と伝えるほうが採用してもらいやすいです。
短期と長期、どちらの勤務を希望するにしても、面接では「長く働きたい」と伝えることをオススメします。「どれくらい?」と聞かれたら、「ひとまず3年くらいは働きたいです」「正社員を目指したいです」のように答えると良いでしょう。
ちなみに短期が良い場合は、契約期間が3ヶ月の求人を中心に探すと良いです。
期間を決めているなら、辞める1ヶ月前には連絡しておく
期間工として働き始めてからも短期で辞める考えが変わらない場合、退職したい1ヶ月前には連絡しておくのが基本です。1ヶ月前を切ってから辞める連絡をしても「ちょっと待ってほしい」と言われる可能性があるため、自分のためにもルールを守って連絡するほうが良いです。
自分の体力でできそうかは、よく考えよう
期間工とアルバイトは大きく違います。期間工は「社員扱い」、バイトは「非正規雇用」で時給での勤務です。
収入重視なら期間工、自分の時間重視ならバイトがオススメですが、短期間だけ期間工として頑張って稼ぐのもアリだと思います。
期間工に興味があるけど不安な場合、「期間工.jp」という期間工専門の求人サイトを使うと良いです。期間工の業界やメーカーに詳しいスタッフが仕事探しの相談に乗ってくれるため、自分にピッタリな職場を見つけることができます。入社が決まると20万円や30万円の祝い金ももらえるため、ぜひ使ってみてくださいね。