製造業・工場勤務へ転職するときには、「転職エージェント」が便利。転職エージェントは求人の紹介や転職する上でのサポートを無料でしてくれて、自分だけで仕事を探すよりグッと良い転職ができます。
ただ、転職エージェントは何となく使うより、「活用法」を知っておくべき。ここで紹介する6つのポイントを意識すれば、さらに良い転職につながりやすくなるはずです。
>>工場勤務・製造業への転職に使いやすい、オススメの転職エージェント!
転職エージェントは「使い方」で、転職の満足度が変わる!
転職エージェントに登録すると、担当のアドバイザーが「まず面談しましょう」「求人はこれがオススメです」のように、やるべきことを順番に提案してくれます。
ただ、より良い転職をするなら、受け身で転職エージェントを使うより、自分から積極的に活用するべき。
転職エージェントを使うときには、次のポイントを押さえながら使うと良いです。ただエージェントを使うだけでも転職はできますが、より満足度の高い仕事探しができるはずです。
カウンセリングでアドバイザーと相談して、「自分の適性」を明確にする
転職エージェントに登録すると、「カウンセリング」を受けることができます。
カウンセリングでは担当の「転職アドバイザー」が、あなたの経歴・職歴・経験・スキルを確認してくれます。そしてこの情報を元に、アドバイザーはあなたに求人の提案をしてくれます。
「自分が工場のどんな仕事に向いているのか」「そもそも製造業に向いているのか」などは、自分だけではなかなかわかりにくいもの。アドバイザーのカウンセリングを通して、自分では気付かなかった適正を発見してもらえます。
たとえば「自分は製造のスペシャリストとして頑張りたい」と思っていても、アドバイザーは別の視点からあなたを見てくれます。
「加藤さんはリーダーとしても活躍できそうなので、生産管理や生産技術の仕事もいいかもしれませんよ。収入もアップしますし」
こんなふうに思わぬ提案をしてもらえる可能性もあるため、アドバイザーとの面談は、自分をシッカリ振り返るために活用しましょう。
「自分にも応募できそうな非公開求人はありませんか?」と聞いてみる
転職エージェントには求人が2種類あり、一般に公開されている「公開求人」と、実力のある人にだけ紹介される「非公開求人」があります。
非公開求人はいわば「限定品」なので、公開求人より好条件・高待遇なことが多いです。
アドバイザーに何も言わないと、公開求人しか紹介してもらえないことがあります。ここは少し欲張って、「自分の経験で応募できる非公開求人はありませんか?」と聞いてみてください。するとアドバイザーが、あらためて求人をチェックしてくれます。
自分から言わないと紹介してもらえないことは、意外とあるもの。転職エージェントを使うなら、アドバイザーから上手く求人や情報をゲットしましょう(笑)
アドバイザーにはときどき相談や報告をして、良い関係を作る
転職エージェントのアドバイザーはたくさんの転職希望者を担当していて、全ての人を覚えているわけではありません。
アドバイザーは定期的に「転職の準備はどうですか?」のような連絡をくれますが、忙しいと音沙汰がないこともあります。
そのため気になることがあるときは、なるべく自分から相談しましょう。アドバイザーからの連絡を待っていると、いつまで経ってもサポートを受けられないことがあります。
積極的に相談しているとアドバイザーも「頼りにされている」と嬉しくなり、あなたを覚えてくれます。すると良い求人を紹介してくれたり、アドバイスも的確になりやすくなったりします。
「面接対策」を受けて、面接を有利に進める
転職エージェントは面接を受けるときのアドバイスもしてくれます。
アドバイザーはあなたの経験やスキルを踏まえて、「企業にこうアピールすると良いですよ」のように、ピンポイントで具体的なアドバイスをしてくれます。これを守って面接を受けることで、採用の可能性が高くなります。
また、リクルートエージェントでは「面接力向上セミナー」というセミナーを開催しています。リクルートエージェントはたくさんの人が利用していて、多くの例を通して蓄積された面接のノウハウを教えてもらうことができます。セミナーを受ける時間はかかりますが、良い転職ができるというリターンになって返ってくるはずです。
経験・スキルがあるなら、「スカウトサービス」も活用する
すでに製造業や工場での経験や実績、スキルがあるなら、「スカウトサービス」も使うと良いです。
スカウトサービスは自分のプロフィールを登録すると、企業からオファーをもらえるサービスのこと。大手転職エージェントの「doda」にはスカウトサービスがあり、無料で使えます。
あなたが「ぜひ御社に入社させてください」というスタンスで面接を受けるのと、企業から「ぜひ当社の面接に来ていただけませんか?」とオファーが来るのとでは、面接の採用率が大きく違います。
スカウトが来る企業はあなたに興味をもっているため面接が通りやすく、高収入も期待できます。
スカウトサービスのプロフィールはしっかり入力する必要があり、30分~1時間ほどの手間はかかるかもしれません。ただ、それが今後の年収アップに跳ね返ってくるなら、労力をかける価値はあります。
とくに技術職の人は営業職のような「自分を売り込む力」が弱い傾向にあるため、スカウトサービスを活用すると良いです。
視野を広げるために、「転職フェア」を活用する
より広い視野で転職を考えたい場合には、「転職フェア」を使うのもオススメです。転職エージェントでは定期的に転職フェアを開催していて、たくさんの人が参加しています。
転職フェアではさまざまな企業がブースを設けて、「企業についてより深く知ってもらうための機会」としています。あなたがもともと気になっていた企業の話を聞くことはもちろん、転職フェアでいろんな企業を見る中で視野が広がることもあります。
「そうか、こういう仕事もあるな」という気づきがあれば、転職フェアに参加する意味あるはずです。
転職フェアは無料で参加できて、場合によってはギフト券や商品券が抽選などでもらえる場合もあります。
これからの仕事について真剣に考えるなら、転職フェアをきっかけにしてみるのも良いもの。「企業の採用担当者と直接話をするため」「自分の視野を広げるため」など、さまざまな使い方ができます。
活用法を知ることで、より良い転職をしやすくなる!
以上のように転職エージェントは、さまざまな活用法があります。積極的に使うことで、より良い転職ができるはず。
最初にもお伝えしたように、転職エージェントは無料で使えます。活用しない手はないので、ぜひ利用してみてくださいね!オススメの転職エージェントは、別ページで紹介しています。