工場派遣を始めるときに、残業や休みが気になることは多いもの。残業すると稼げますが、あまり多いと大変。休みもきちんと週2日あるほうが、働きやすいです。
実際のところ、工場派遣の残業や休みはどうなのか?ここでは一般的な工場の傾向を紹介します。
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残業が多いかは職場による。派遣会社や面接で、前もって確認しよう
まず、残業が多いかどうかは、職場によります。毎日1〜2時間ほどの残業がある工場もあれば、月10時間以内(1日30分以内くらい)のところもあります。
実際どれくらいの残業があるかは、働いてみないとわかりません。ただ、面接で「すいません、残業はどれくらいなのでしょうか」と質問すれば、どれくらいか教えてもらえるはずです。
もしくは派遣会社のスタッフに聞けば、残業が少ない会社を紹介してくれたり、かわりに残業時間を派遣先の企業に聞いてくれたりすることもあります。
また、派遣会社によっては、残業が少ない会社を検索することもできます。
工場求人を専門にしている「日総工産」という派遣会社は、「工場求人ナビ」という求人サイトを運営しています。工場求人ナビの仕事検索では、こだわりの条件で「残業少なめ」を選ぶことができ、これにチェックして検索すれば、残業が少ない仕事を探せます。
派遣の場合、残業代は普通に出る
正社員でありがちなのが、「サービス残業」。サービス残業では、残業しても手当がつかないことがあります。
ただし派遣の場合、残業代は普通に出ることがほとんど。
企業は派遣会社と「派遣で働く人には、働いた時間分の給料を払います」という契約をしています。派遣社員に残業代を払わないと契約違反になるため、企業はルールを守ってくれます。
職場によっては「正社員より、派遣のほうがずっと高収入」ということがあります。これは残業すればするほど、残業代がキッチリつくため。
残業は確かに大変ですが、稼ぎたいときにはありがたいものでもあります。残業がある職場を選ぶかは、「自分がどれだけ稼ぎたいか?」で決めましょう。
休憩は昼休みや5分休憩など、普通にあるところが多い
次は休憩についてですが、休憩は昼休みや5分休憩など、きちんと取らせてもらえる職場がほとんど。休みなくずっと働かされる職場は、まずないと思って良いでしょう。
ちなみに昼休みは1時間ほどある職場が多いですが、多くの工場には食堂があり、そこでみんな休憩しています。グループで食事をしている人もいれば、1人で寝ている人もいます。自由に過ごしている人が多いので、わりと気楽に過ごせるはずです。
休みは土日でないことも。有休は普通に取れることが多い
工場派遣の休日は週2日、きちんと取れる職場が多いです。ただ、工場は24時間、年末年始や夏休み以外はほぼ1年中動いていることもあり、土日休みでない職場もあります。シフト制か完全に土日休みかは求人に書いてあるため、仕事を紹介してもらうときにチェックしましょう。
ちなみに平日休みは慣れないと嫌かもしれませんが、意外と良いです。いろんなお店が空いていて、銀行や郵便局なんかも行きやすいです。旅行に行くときは土日だと高いので、平日休みのほうがありがたく感じることもあります(笑)
また、派遣の場合、パートやバイトと違って有休(休みを取っても給料が出る)があります。
有休はもらえても、使えないと意味がありません。ただ、派遣の場合、普通に有休を取れることがほとんど。工場が忙しいときに取ると職場の上司に嫌がられるかもしれませんが、空気を読めばOK。上手く使いましょう。
ちなみに有休を取ったときに出る給料は、「残業代や夜勤手当がつかない定時の分」が一般的。つまり、昼間に8時間働いた分の給料をもらえるのが普通です。
妊娠・出産で産休・育休が取れるかは、派遣会社によって違う
女性は妊娠・出産で、産休や育児休暇を取りたいこともあると思います。産休や育休を取れるかは、派遣会社によって違います。
普通に産休や育休が取れる場合、妊娠や出産をする前後も、派遣先の仕事を続けることができます。
産休や育休がない場合、出産の前後はしばらく仕事をお休みすることになります。この間の給料は、残念ながらストップになります。
産休や育休が取れるかどうかは、利用する派遣会社に相談してみましょう。
残業・休みは大切なポイント!何かあれば派遣会社にも相談しよう
工場派遣として働く上で、残業や休みは大切。なるべく働きやすい職場のほうが、長く仕事を続けられます。働く前に確認しておきましょう。
また、「なるべく残業が少ない職場がいい」「産休・育休を確認したい」など、気になることがあれば、派遣会社に相談すると良いです。困ったときにはこまめに相談することで、気持ち良く工場派遣で働くことができます。別ページでおすすめの派遣会社を紹介しているので、こちらも参考にしてみてくださいね。