工場派遣は求人によって、「入社祝い金」という手当をもらうことができます。これは入社が決まるともらえる特典のようなお金。もちろん入社後はしっかり働く必要がありますが、オトクなのには間違いないので、ありがたくもらっておきましょう。
入社祝い金のある求人に応募するときは、前もって知っておくと良いこともあります。ここでは「工場派遣の入社祝い金」を解説します。
>>入社祝い金つきの派遣求人を探すのに、オススメの派遣会社!
工場派遣は求人によって、「入社祝い金」をもらえる
工場派遣の求人を見てみると、上のように「入社祝い金15万円支給」のような記載があります。
工場は製品を大量生産していて人手が必要。そのため、積極的に働く人を募集しています。
ただ、工場は田舎にあることが多く、なかなか人が集まらないことはよくあります。そのため入社祝い金をつけることで、求人に興味をもってもらう狙いがあります。
新たに仕事を始めるときには、何かとお金もかかるもの。引越しが必要だったり服や靴を新しく買ったりすることもあるため、入社祝い金があると助かります。
管理人は車の部品工場で働いたことがありますが、そのときは祝い金が10万円でした。管理人は好きなことに使ってしまいましたが、できれば計画的に使いましょう(笑)
なぜ入社しただけでお金がもらえるの?祝い金の仕組み
入社祝い金がもらえると聞いても、「なんで入っただけでもらえるの?」と思うことは多いもの。
上で説明したように会社としては、入社祝い金で「求人に興味を持ってもらう」という目的があります。
また、工場派遣の仕事は、派遣会社を通して始めます。
派遣会社は人材を紹介することで、工場をもつ会社から報酬(紹介料)を得ています。この報酬の一部が、派遣で働く人に還元されるようになっています。
上のように入社祝い金は「派遣先の会社(工場)から」と「派遣会社から」の2パターンあり、「派遣先と派遣会社からの合計で10万円」のような場合と、派遣先か派遣会社どちらかからもらえる場合があります。
「入社祝い金をもらえるって、本当に大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、けしてよくわからないお金ではないので安心してください(笑)
入社祝い金の額は3〜20万円ほどが目安。期間工は最大45万円と高額!
入社祝い金の額は、どれくらいなのか?
多くの工場では、3〜20万円くらいの場合が多いです。勤務先によってかなり差があるので、ここはオトクなところを選びたいところ。また、同じ会社でも時期によって祝い金の額を微妙に変えることもあるため、求人をチェックして条件が1番良いところで働くと良いです。
場所や勤務時間、給料などが同じなら、祝い金が高い職場を選ぶべきですよね。管理人の友人も、「なるべく高いところを毎回狙ってる」と言っていました。
ただ、ズバ抜けて入社祝い金が高い仕事があります。それはトヨタ・ホンダ・日産・マツダなど、大手自動車メーカーの工場で派遣として働く「期間工」という仕事。
期間工は車の車体や部品を扱うため、体力が必要。ただしその分だけ給料は良く、手取りで月30万円前後をもらえます。
さらに期間工は入社祝い金がとても高く、10万円や20万円もらえる会社はけっこうあり、中には40万円などの高額なところもあります。
期間工は体力が必要とは言え、1ヶ月も働くと慣れてきます。体を動かすのが好きなら、期間工を考えてみるのも良いと思います。
(参考)現在募集中の期間工求人!人気の派遣会社3社をチェック【2020年4月最新】
支給タイミングは「入社から1ヶ月以内」が目安。分けて支給される場合も
入社祝い金がいつもらえるのかは、気になるところ。
これも企業や派遣会社によって対応が違いますが、入社から1ヶ月以内にもらえることが多いです。早ければ2週間ほどでもらえることも。派遣会社で求人に応募するときに、もらえるタイミングを確認すると確実です。
ただし入社祝い金が30万円や40万円など高額な場合、複数回に分けて支給されることもあります。「採用決定で10万円支給、入社1ヶ月後に10万円支給、入社から1年間勤務で20万円支給で、合計40万円」のようなときもあるため、これも求人で祝い金の内容を確認してみてください。
高い祝い金を払う場合、企業もしっかりと働いてほしいもの。そのため一定期間働かないと祝い金がもらえない仕組みになっていることは、ときどきあります。
祝い金をもらってすぐやめる「バックレ」はNG
たとえば入社1ヶ月以内に20万円の入社祝い金がもらえる場合、「祝い金だけもらってやめよう」と考える人も中にはいます(汗)これはいわゆる「バックレ」という行為ですが、やめておくべき。
その理由は、「オトクなようで、あまり得はでないから」です。
もし入社祝い金が30万円もらえたとしても、それは1回きりの収入。仕事をやめるとまた新しい仕事を探す必要があり、お金がかかることもあります。また、バックレると派遣会社から仕事は紹介されなくなるので、仕事探しも大変になってしまいます。
入社祝い金はあくまでも「オマケ・特典」で、しっかり働く気持ちがある場合に得するもの。最初からもらって逃げようとしても、そう上手くはいかないので気をつけてください。
祝い金目当てになりすぎず、必ず仕事内容もチェックしよう
上の話とも重なりますが、入社祝い金は確かに魅力ですが、それだけで仕事を決めるのは考えもの。
- 仕事内容が自分に向いていそうか?
- 工場へ通勤しやすいか?
- 勤務時間が自分の生活に合っているか?
上のような点を確認して、求人を選んでみてください。
もしどんな求人に応募するかで迷ったら、派遣会社で相談すると良いです。スタッフがあなたの希望を聞いた上で、それに合わせて仕事を提案してくれます。
入社祝い金つきの仕事を探すのにオススメの派遣会社
最後に、入社祝い金つきの仕事を探すのにオススメの派遣会社を紹介します。
工場勤務の派遣会社は各社とも、工場系の求人サイトを運営しています。求人サイトで求人の確認と派遣登録ができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
求人が豊富でサポートも充実!「はたらくヨロコビ.com」
まずオススメなのが、工場系の大手派遣会社アウトソーシングが運営する求人サイト「はたらくヨロコビ.com」。大手企業から中小の工場まで、幅広い工場求人が揃っています。入社特典がもらえる求人もあり、魅力的な仕事が見つかるはず。
また、アウトソーシングで派遣を始める人はたくさんいるため、スタッフのサポートも体制が整っています。希望に合わせた求人の提案、仕事をする中で困ったことの相談、保険や福利厚生など、トータルでバランスの良い派遣会社といえます。
高額の祝い金をもらうなら「工場求人ナビ(日総工産)」
高額な入社祝い金を狙うなら、期間工を考えるのもひとつの方法。派遣会社の日総工産が運営している「工場求人ナビ」は、期間工の仕事をたくさん扱っている求人サイト。大手自動車メーカーの派遣求人はひと通り扱っていて、サイト経由で採用が決まると10万円や20万円、中には30万円や40万円の入社祝い金がもらえる求人があります。
日総工産は期間工に関しては業界トップクラスの実績。サポートをしてくれるスタッフも期間工の事情に詳しいので、気になる点を解消した上で求人応募・勤務スタートができます。祝い金だけでなく勤務地や仕事内容もチェックして、仕事を始めてほしいと思います。
求人探し・面接応募を自分でするなら「コウジョブ」
最後のオススメは「コウジョブ」という求人サイト。こちらは「工場の求人を自分でチェックして、自分で応募する」というスタイルです。入社祝い金がもらえる求人もたくさんあるため、「自分だけで仕事探しをしたい」というときには便利。
本当は派遣会社に登録して、スタッフへ相談しながら求人に応募するほうが良いです。派遣会社を通すほうが保険など福利厚生の面でも安心。ただ、工場の仕事に慣れていたり、「自分でできる」という場合は、コウジョブをチェックしてみてください。
入社祝い金つきの求人を上手く選べば、工場派遣はより稼げる!
入社祝い金は工場派遣ならではのオトクな特典。10万円や20万円をもらえることはよくあるため、新たに仕事をスタートするときには助かるはず。勤務先の企業も働いてくれて助かるので、ありがたく受け取っておきましょう。
また、入社祝い金は魅力ですが、あくまでもトータルで条件を考えることが大切。上で紹介した派遣会社に相談して、自分にベストな仕事を選んでほしいと思います。