工場・製造業の派遣会社として人気の日総工産は、「技能社員」という正社員の求人を募集しています。日総工産の正社員として大手メーカーの工場へ出向いて働く仕事で、そこそこ良い条件と安定した環境で働けるのがメリット。
ただ、技能社員はなろうと思ったらすぐなれるわけではなく、面接に受かる必要があります。期間工や工場派遣は面接のハードルが低めですが、技能社員は少し上がるため、きちんと準備・対策をする必要があります。
ここでは「日総工産の技能社員の面接」を解説します。これから求人に応募しようと思っているなら、ぜひ参考にしてほしいと思います。
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日総工産の技能社員の面接は、基本的な対策で合格できる!当日の流れと6つのポイント
日総工産の技能社員は、「期間工や派遣の面接よりは難しく、一般的な正社員よりは受かりやすい」という印象。基本的な準備・対策をすれば、採用してもらえる可能性は十分あります。
【技能社員の面接、当日の流れ】
- 面接官にあいさつ
- 履歴書・職務経歴書の提出
- 日総工産の登録用紙を記入。職歴・資格・体調など
- 面接スタート。志望動機・転職理由などを中心に質問される
- 筆記試験
- 仕事内容や給料の説明
面接当日は上の流れで進みますが、気をつけておくべきポイントを解説します。
技能社員は「正社員」。3〜5年以上は続ける気持ちがないと不向き
まず、日総工産の技能社員は「正社員」での採用。勤務先は大手メーカーの工場ですが、日総工産の正社員として出向する形で働きます。
正社員が期間工や派遣と違うのは、「契約期間がなく、ずっと雇用してもらえる」ということ。
技能社員も「とりあえず1年や2年働こう」という人には不向きで、3〜5年以上、もしくはずっと働く気持ちがある人に向いています。
1年や2年働くなら、状況に合わせて職場を変えやすい期間工や派遣のほうがおすすめ。まずは本当に技能社員で良いか、確認してほしいと思います。
「志望動機」と「転職理由」を伝えられるように考えておく
どの企業の面接でも、必ずといっていいほど聞かれるのが「志望動機」と「転職理由」。技能社員の面接でも、もちろん詳しく聞かれます。
転職理由:なぜこれまでの仕事から転職したいのか?
どちらも大切なため、必ず伝えられるように準備しておきましょう。
【志望動機の例】
私が技能社員になりたいと思ったのは、「仕事を通して、自分の技術も磨いていきたい」と思ったためです。もともと期間工として働いていましたが、ものづくりの技術を磨くには、正社員のほうがさまざまな経験ができると思いました。
もちろん御社に貢献しながらですが、積極的に技術や知識を磨きたいと思っています。そうすることでより良い仕事ができるようになり、自分の実力にもなると考えています。御社の技能社員は地域限定で働きやすく、長期的に働くのに魅力的だったため、応募させて頂きました。
【転職理由の例】
以前は期間工として、車の製造に関わる仕事をしていました。体を使う仕事は好きでしたが、より深く技術の仕事をするには、正社員のほうがさまざまなことを学べると思いました。
期間工という雇用形態から、これまでひとつの職場で長く働いてきませんでしたが、今後は技術について勉強しながら、長く働きたいと思っています。
志望動機と転職理由は、自分の言葉で伝えることが大切。上の例を丸パクリしても、あまり良い結果にならないことが多いです。
「志望動機と転職理由、思いつかない・・」ということもあるかもしれませんが、まずはじっくり考えてみてください。
- 「どうして技能社員がいいんだろう」
- 「どうして転職したいんだろう」
のように考えていると、少しずつ自分の考えがまとまってきて、伝えることが浮かんでくるはず。普段は考えないことなので、何度も自分に問いかけないと、答が見えないこともあります。
履歴書・職務経歴書はていねいな字で書き、志望動機・自己PR欄はなるべく埋める
基本的なことですが、履歴書・職務経歴書の字はなるべくきれいに、ていねいな字で書きましょう。
履歴書には志望動機と自己PRを記入する欄がありますが、なるべく空白がないように埋めることが大切。そのほうが、熱意を伝えられます。
ただし大きい字で無理やりいっぱいにするのではなく、普通な大きさの字で埋めましょう。
筆記試験はあるが、カンタンな計算。適性検査は深く考えずに答えればOK
技能社員の面接では、筆記試験もあります。ただ、足し算や引き算の計算を解く「クレペリン検査」というもので、それほど難しくありません。小学生レベルなので、ミスが多くならないように落ち着いて計算すればOKです。
また、「慌ててしまうことがときどきある」のような質問に答える適性検査もありますが、こちらも特に対策する必要はなし。よほど変な回答をしなければ「問題なし」と判断してもらえます。
つまり筆記試験や適性検査は、勉強が苦手でも大丈夫。平常心で受けましょう。
面接に行く服装は、私服でOK。ただし身だしなみを整えて、あいさつもしっかりと
面接に行くときの服装は、スーツではなく私服で大丈夫。ただしあまりにラフな服装はマイナス印象のため、清潔感のある服装で、みだしなみも整えて向かいましょう。
- 髪はボサボサにならないよう、きちんと整える。
- ヒゲを剃っておく。
- 顔もしっかり洗い、脂でギラギラしないように。
- 服装はTシャツやデニムでも良いけれど、無地で清潔感のある雰囲気で。
このあたりができていて志望動機や転職理由がスムーズに話せれば、採用してもらいやすいはずです。
「給料の前借りは必要ですか?」の質問には、「いいえ」で答える
工場で働く人には、給料の前借りを希望したり、借金があったりする人がいます。
ただ、技能社員は給料の前借り希望や借金があると不採用になるため、「前借りは特に希望しません」「借金はありません」と答えておきましょう。
借金については会社が調べることはないため、実際は借金があったとしても「ない」と言えば良いです。ただ、面接官はさまざまな人を見ているため、雰囲気で「この人、なんだかおかしい」と感じ取ることはあります。
しっかりと準備して面接を受ければ、技能社員に受かる可能性は十分あり!
以上のポイントに気をつければ、日総工産の技能社員に合格できる可能性は十分あります。日総工産は製造業界の中では規模が大きな企業で、安定して働けて給料も好条件。考えてみるのもおすすめです。しっかりと準備・対策をして、面接を受けてくださいね。
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