製造業にはさまざまな分野があり、その中のひとつとして「化学系」があります。化学系の製造業にはさまざまな仕事があり、転職をする人もたくさんいます。これから新しい仕事を始めるときには、化学系もおすすめです。
ただ、化学系の仕事に初めて転職するときには「良い業種なのか」「自分に向いているのか」など、分からないこともあると思います。そこでここでは、「化学系の製造業への転職」について紹介します。
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化学系の製造業は求人が多く、転職しやすい!
製造業の中でも化学系の仕事は、実は多いです。求人の紹介をしてくれる「転職エージェント」でも化学系の仕事は多いため、ひとつのカテゴリーになっています。管理人も、ずっと化学系の人です。
そんな化学系の製造業ですが、大きく分けて3つのメリットがあります。メリット・デメリットを理解して、仕事を始めるか考えましょう。
これからも新素材・新薬品が開発されるため、安定しやすい
化学系の製造業は、これからも高い需要が予想されます。
最近は新型iPhoneやAndroidスマホ、さらにapple watchやドローン、電気自動車など、いろんな新しい商品が登場しています。こうした商品にはほとんどの場合、「新素材」が使われています。これは、化学系の企業が製造しているものです。
つまり新たな商品を作るためには今後も新素材が必要で、化学系企業が作る材料・製品が求められます。つまり「これからも安定して働きやすい」ということです。変化の激しい今の時代、安定して働けるのは大きなメリットです。
さまざまな仕事があるため、興味のある仕事を選べる
化学系の製造業といっても、その分野はとても幅広いです。新素材・医薬品・化粧品・食品など、さまざまな業種があり、これらは全て化学系に属します。これらは全て、「化学」という学問の知識を必要とするためです。
人によって「医薬品の仕事に関わりたい」「化粧品に興味がある」「山崎のパンが好き」など、好みは分かれるはずです。「あなたに合った仕事を選びやすい」という点も、化学系製造業のメリットです。
経験・スキルを身につけることができる
化学系の製造業で仕事をすると、さまざまな経験・スキルを身につけることができます。
製造として日々担当する仕事は、単純な内容の場合もあります。ですが日頃から「新しいことを学ぼう」と意識して仕事をしていると、いろんな知識や技術を身につけることができます。するとリーダーとして仕事ができるようになったり、また転職を考えたりするときにも役立ちます。
上でも紹介したように、化学系はまだまだ需要がある仕事です。そのため身につけた経験・スキルは、今後にも活かしやすいです。
化学系の製造業のデメリット
以上のようなメリットがある化学系の製造業ですが、デメリットもあります。良くない点についても、確認しておきましょう。
職場によっては、暑い中で長袖やマスクの着用が必要
化学系の製造業は職場によって、とても暑い中で仕事をすることになります。
管理人は薬剤を作る企業で、製造の仕事をしていた経験があります。このときはもう、夏はメチャクチャ暑かったです(汗)真夏の炎天下の中、薬品が肌へ触れないように長袖の作業着を着たり、防毒マスクをしたりする必要がありました。マスクを真夏につけていると、とても暑いです。。管理人は太ってはいませんが汗かきなので、かなり過酷でした。
こうしたことを避けるには、面接のときに「職場見学」をさせてもらうのが有効。管理人は上の経験を踏まえて、転職活動のときには職場を見学させてもらうようにしていました。見学をさせてもらうと「積極的な姿勢」が伝わって、企業の方に好印象をもってもらいやすかったです。
3交代や2交代での夜勤など、シフト勤務の場合がある
化学系の製造業は職場によって、24時間体制で工場を動かしていることがあります。この場合、3交代や2交代などの「シフト制勤務」になることがあります。そして「夜勤」もあることになります。
管理人の友人はパン工場で仕事をしていますが、3交代で働いています。友人は「夜勤があるけど、もう慣れた。夜勤手当もあるし、けっこう良いよ。日勤が短くなって遊べるし」と言っていました。
夜勤をラクと感じるかどうかは、人によって変わります。夜型の人なら問題ないと思いますが、やっていけそうかどうかは前もって確認しておきましょう。
化学系の製造業には、上のようなデメリットもあります。メリットとデメリット、両方を踏まえて転職を考えてほしいと思います。
化学系の製造業へ転職するときの志望動機
転職をするときには「志望動機」が大切です。化学系の製造業へ転職するときの志望動機は、「仕事内容に興味をもった」というニュアンスで伝えると良いです。
【志望動機の例1】
【志望動機の例2】
単に「化学に興味がある」とだけ伝えても、「どうして?」と思われてしまいます。そのため上のように、「自分ならではのストーリー」を意識して伝えると、面接官に響きやすくなります。
化学系製造業では、どのように自己PRすべきか
転職の際には志望動機と合わせて「自己PR」も大切。求人の「仕事内容」をチェックして、それに合わせて自己PRを考えましょう。
たとえば極端な例ですが、医薬品の製造業へ転職するときに「調理師免許を持っています」とアピールしても、「仕事に役立たないでしょ?」と面接官に思われてしまいます。そのためまずは、企業の仕事内容を確認する必要があります。
【自己PRの例】
- 夜勤がある企業
→夜型でスポーツが好きなため、体力には自信があります。夜勤も対応しやすいと思います。 - 化粧品の製造業
→化粧品が好きなので、仕事も興味をもって取り組めると考えています。積極的に仕事に取り組み、勉強していきたいと思います。 - 「将来の目標はありますか?」
→仕事で経験を積み、リーダーとして活躍できるようになりたいと考えています。そのためにも、まずは目の前の仕事をしっかり身に付けていきたいと思います。
上のように、「将来のビジョン」についても聞かれることがあるため、アピールできるように準備しておきましょう。表面的な言葉よりも、しっかり考えて「自分の言葉」を伝えられると良いです。
「転職エージェント」も活用して、理想の転職を実現しよう
ここでは「化学系の製造業への転職」について紹介しました。
化学系の製造業は紹介したように、さまざまなメリットややりがいがあります。転職するのもオススメなので、志望動機や自己PRを準備して面接を受けてほしいと思います。
なお、志望動機や自己PRを考えるときには、自分だけで考えるのが難しいこともあるもの。また、仕事探しや面接の対策を自分でするのは、けっこう大変です。
こんなときは「転職エージェント」を使うのがオススメ。転職エージェントは求人の紹介や転職をする上でのアドバイスを、無料でしてくれるサービスです。
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