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化学工場への転職!仕事内容や安全性、面接対策のポイントを解説

投稿日:2018年5月19日 更新日:

製造業の中でも一般的な「化学工場」。転職先の候補として考えることもあると思います。ただ、転職するときは「本当にやっていけるのか?」「給料って良いのかな」と、気になることもあるもの。

そこでここでは「化学工場への転職」について、仕事内容や給料、転職のしやすさなどを解説します。転職するときの参考にしてほしいと思います。

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化学工場の仕事内容

化学工場では新素材などの「物」を扱う工場と、医薬品などの「液体」を扱う工場に分かれます。

物を扱う工場では、組み立て作業などの細かな仕事をしたり、ものを作るための「工作機械」を動かしたりします。液体を扱う工場では、製造設備の運転、原料の薬品・出来上がった製品の液体などをドラム缶に入れるなどの仕事を行います。

小さな物を扱う工場なら体力的に疲れにくく、安定して働きやすいです。大きなものや液体を扱う工場は体力が必要で、キツイ仕事になることもあります。

求人情報の文面だけで仕事内容を判断せず、面接を受けるときに職場を見学させてもらい、仕事をチェックしておくことが大切です。

ただ、体力的に大変な仕事は、その分だけ給料も高い傾向にあります。管理人が働いていた薬品工場も、当時20代前半だったにもかかわらず、給料は手取りで25万円を超えていました。仕事内容に見合った給料がもらえそうかをチェックして、仕事を選ぶと良いと思います。

また、他の工場と同じく、「夜勤」がある場合もあります。この場合は三交代や二交代などの「シフト制勤務」になります。夜勤は体質によって向き不向きがあるため、自分の身体と相談しましょう。

工場は化学工場のほかにも、自動車の車体工場や部品工場、食品工場など、さまざまな種類があります。管理人の感覚では、化学工場に特別キツイという印象はなく、「平均的な大変さ」だと思います。

仕事は安全?健康被害や火災、事故とかないの?

化学工場では薬品を扱うことが多いため、「安全性」や「健康被害」が気になるところ。薬品と聞いて、「爆発や火事が起きたりしないの?」「薬品を吸って、健康に影響が出たりしないの?」と思うこともありますよね。

管理人は薬品工場で働いていましたが、特に大きな病気になることはありませんでした。ただし仕事中の安全対策は必要で、「できるだけ長袖の上着やTシャツを着用」「薬品を扱うときは、防毒マスクをつける」という2点は常に気をつけていました。

長袖の服を着ることで、薬品が肌に飛んだり、皮膚の呼吸で薬品の蒸気を吸ってしまったりすることがなくなります。また、薬品をドラム缶などに入れる作業をするときには、管理人は常に防毒マスクをして、薬品を吸わないように気をつけていました。

こうした基本的な安全対策を守れば、大きな病気になったり、事故に巻き込まれたりすることはほとんどないはずです。ただし工場を走る、マスクを着用しないなどのルールを守らないと、トラブルが起きる可能性はあるので気を付けましょう。

給料・年収はどれくらい?

少し前ですが、厚生労働省のデータによると、2015年(平成27年)における製造業の平均年収は、次のようになっています。

20~24歳:198.6万円
25~29歳:232.1万円
30~34歳:268.1万円
35~39歳:299.4万円
45~49歳:385.2万円
50~54歳:411.7万円

化学工場だけの平均年収データは見つからないのですが、化学工場は一般的な製造業なので、上のデータは参考になります。

また、夜勤のある職場や体力的に大変な仕事の場合、上の年収よりも高くなりやすいです。

管理人の職場は夜勤があり、ドラム缶を運ぶなどけっこう大変な仕事でした。そのため上でも紹介したように、20代前半で手取り25万円以上ありました。

もっと良い条件の工場も、探せばあると思います。新素材を作っている工場や医薬品の製造工場は利益が大きいため、給料も高くなりやすいです。

化学工場の求人はさまざま!未経験や高卒でも応募できる

化学工場の求人は、さまざまな案件があります。転職エージェント(転職活動のサポートをしてくれる無料サービス)で仕事を紹介してもらうと、本当にいろいろな仕事があることが分かります。

その中には「未経験OKな求人」や「学歴不問で、高卒でも応募可能な求人」もたくさんあります。

  • 「初めて工場で働こうと思っているけど、採用してもらえるかな」
  • 「高卒なんだけど、大丈夫かな」

こうした場合でも応募できる仕事は十分あるので、チャレンジ精神をもって頑張ってほしいと思います。

経験・スキルがあれば、より好条件の仕事も

あなたに製造業の経験やスキルがあれば、より好条件の仕事を見つけることもできます。

転職エージェントでは、一般に公開している求人は限られていて、「非公開求人」という限定の求人をたくさん確保しています。

非公開求人は給料が高かったり、よりやりがいのある仕事内容だったりと、魅力的な仕事が多いです。あなたの実力をより高く評価してくれる企業を見つけましょう。

化学工場の仕事は全国にあるため、あなたが住んでいる近くでも、良い仕事へ転職することができる可能性は十分あります。

志望動機・自己PRのポイント

化学工場へ転職を考えるときには、「志望動機」と「自己PR」を考える必要があります。これについても、ポイントを見ていきましょう。

志望動機は、次の3点を押さえて伝えるべき!

化学工場の志望動機は、次の3ポイントを押さえて伝えると良いです。

  • 「化学や新素材、医薬品に興味があること」を伝える。
  • なぜ化学や医薬品に興味があるのか、「きっかけ」や「ストーリー」を伝える。
  • 「その企業の仕事が、自分に合いそうだと感じていること」を伝える。

志望動機は「給料に惹かれた」や「家から近いため」などの条件的な内容ではなく、「その仕事や企業に興味をもったため」というニュアンスで伝えることが大切。そのために、上の3点を意識すると良いです。例としては、次のような感じです。

「私は昔からものを作るのが好きで、フラスコに液体を入れて実験をする化学には特に興味をもっていました。御社は医薬品を作られていて、仕事に興味をもって取り組めそうだと感じたため、応募させていただきました」

単に「化学に興味がある」とだけ伝えても、企業の面接官は「本当に?」と感じてしまいます。そのためきっかけやストーリーを意識して伝えることで、面接官へ響きやすい内容になります。

自己PRでのポイント

次に自己PRですが、「企業の仕事内容に合った内容を伝える」ということが大切です。

  • 「コツコツとした作業が好きなので、御社の仕事も取り組みやすいと考えています」
  • 「夜型で夜遅くまで起きていることが多いので、夜勤にもしっかり対応できます」
  • 「日頃からスポーツをしていて体力には自信があります」

企業の仕事内容をチェックして、「この仕事は夜勤があるのか。じゃあ自分が夜型なことをアピールしよう」のように、「仕事内容を確認 → 自分のアピールできるポイントを探す」という流れで考えると良いです。

ここでは、「化学工場への転職」について紹介しました。

化学工場は製造業の中でも一般的な職場で、仕事内容によっては高収入も狙うことができます。求人をチェックして、仕事内容・給料・待遇などが希望に合うものに応募してくださいね。

また、未経験や高卒でも、十分採用してもらえる可能性はあります。工場を見学させてもらい、職場チェックをしっかりしておきましょう。

また、転職活動をするときには自分だけで進めるよりも、転職のプロである「転職エージェント」を使うのがオススメ。

転職エージェントは希望に合う求人の提案や、書類作成・面接のアドバイスを、無料でしてくれます。1人で準備を進めるよりずっとラクに良い転職ができるため、ぜひ活用するべき。化学工場やその他の工場への転職をするのにオススメのサービスを別ページで解説しているため、合わせてチェックしてみてくださいね。

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