製造業や工場勤務が未経験でも、正社員として転職することはできます。ただ、どうすれば正社員へ転職できるのか、悩むことはあるもの。
ここでは、「未経験から製造業や工場勤務の仕事を始める方法」を解説します。ポイントを押さえて仕事を探せば、きっと正社員として納得のいく仕事を見つけられるはずです。
>>未経験からの製造業・工場勤務への転職にオススメの転職エージェント!
未経験から製造業の工場勤務に転職するための5ステップ
未経験から製造業や工場勤務の仕事に転職する場合、次の5ステップで仕事探しを始めましょう!
- 転職理由・志望動機をハッキリさせる。
- 自己PR(自分のアピール)を考える。
- 転職エージェントを利用する。
- 求人をチェックする。
- 積極的に面接を受ける。
1. 転職理由・志望動機をハッキリさせる
製造業や工場の仕事を始めたいと思ったら、まず大切なのが転職理由と志望動機。これをハッキリさせましょう。「なぜ、転職したいと思ったのか?」「なぜ工場で働きたいと思ったのか?」を、答えられるようにしてください。
工場の仕事を始めるきっかけは、人によってさまざまです。
- ものづくりに関わる仕事がしたかった。
- 手先が器用なので、製造や工場の仕事は自分に合っていると思った。
- 車が好きなので、車関連の工場で仕事をしたいと思った。
- 工場の雰囲気が好きで、工場で仕事をしたいと思った。
上の例を参考にしながら、「自分なりの転職理由・志望動機」を考えてみてください。
人によっては、なかなか思いつけないこともあると思います。ただ、それでも「考えること」が大切。
「自分はなぜ、工場で働きたいのだろう?」と自分に問いかけてみてください。しばらく考え続けていると、「そうか、自分はものづくりが好きだから、工場の仕事をしたいのかもしれない」のように気づくことができます。
人は普段、自分が何をしたいのか考えません。そのためいきなり転職理由や志望動機を聞かれても、答えることができないのです。
ですが自分をしっかり振り返ると、「自分が心の奥で考えていること」に気付くことができます。これは「自己分析」というもので、転職をするときには必ずやっておくべきです。
自己PR(自分のアピール)を考える
次に「自己PR」について考える必要があります。
製造や工場の仕事を始めるには、企業の面接に合格する必要があります。面接では「最初に1分で、あなたの自己PRをしてください」「3分で自分を紹介してください」のように言われることがよくあります。
そのため自分の「長所」と「短所」、両方を伝えられるようにしておきましょう。「自分は何が得意だろう」「どんなところを褒められたことがあるだろう」「何が苦手だろう」と考えてみると、長所や短所に気づくことができます。
【自己PRの例文】
【自己PRの例文2】
自分の長所と短所を知ることができれば、上のように自己PRを作ることができます。
これも転職理由や志望動機と同じで、「自分に長所なんてない・・」「いきなり長所・短所と言われても分からない・・」と考えてしまいがち。ですがじっくり自分を見つめれば、誰にでも長所・短所はあるはずです。
短所はあなたのマイナス面ですが、「短所をどのようにカバーするか」も伝えられるようにしておくと良いです。
転職エージェントを利用する
未経験で製造業・工場勤務の仕事を始める場合、自分1人で転職の準備をしてもなかなか進まないことが多いです。面接に応募しても落ちてしまったり、希望に合う求人が見つからなかったりします。独りよがりな転職は、失敗のリスクが大きいです。
そのためオススメなのは、「転職エージェント」を使うこと。転職エージェントは無料で利用でき、求人の紹介や転職のさまざまなサポートをしてくれます。
転職エージェントに登録すると担当のアドバイザーがつき、希望に合わせて求人を提案してくれたり、書類の作り方や面接のポイントなどをアドバイスしてくれます。
こうしたことを自分だけで上手く進めるのは、かなり大変なもの。仕事をしながら転職するならなおさらです。転職エージェントを使えば無料で充実したサポートを受けられるため、使わない手はないです。
ちなみに転職エージェントが無料なのは、人を採用したい企業から報酬を得ているため。転職したい側は費用がかからないので、とても助かるサービスです。
求人をチェックする
転職エージェントに登録したら、求人をチェックします。アドバイザーからさまざまな求人を紹介してもらえるため、希望に合う仕事を見つけましょう。
未経験でも応募できる求人は、意外とたくさんあります。中には「こんな仕事もあるんだ・・。ちょっと面白そうだな」という仕事もあり、これからの自分にワクワクしてきますよ。
管理人は「リクルートエージェント」という転職エージェントを使いましたが、面談後に求人を4つ紹介してもらえました。「自分でも応募できる求人がこんなにあるんだ!」という感じで、けっこう嬉しかったです。
アドバイザーは適正を考えて求人を紹介してくれるため、どの仕事も魅力的に思えることは多いはず。落ち着いてどの仕事に応募するか考えましょう。
積極的に面接を受ける
気になった求人は、ドンドン応募して面接を受けましょう。面接は慣れが必要なこともあるので、第1希望の企業の面接を受ける前に、ほかの企業で面接の練習をしておくのも良いです。
また、転職エージェントのアドバイザーが、面接の練習をしてくれたり、「面接対策セミナー」を開催してくれることもあります。
「面接が苦手なので、練習をお願いしても良いですか?」と相談すれば、アドバイザーが力になってくれるはず。また、セミナーに参加すれば、即効性のある面接対策ノウハウを知ることができます。
面接を受けて内定をもらえなかったら、「何がいけなかったんだろう」と振り返ってみてください。「志望動機を上手く答えられなかった」「自己PRができなかった」のように思ったら、改善すれば採用に近づけます。これを繰り返していると、面接で内定をもらえるようになります。
面接を恐れず、良い意味で「練習だ」と考えて転職活動を進めましょう。面接を受け始めてから1~3ヶ月もすれば、内定をもらえる可能性は高いです。転職エージェントのアドバイザーにもこまめに相談しながら、活動を進めてください。
未経験で製造業・工場勤務へ転職するのにオススメの転職エージェント!
最後に未経験での転職にオススメの転職エージェントを紹介します。
製造業や工場の仕事を始める場合、なるべく求人が多くてサポートがしっかりしているサービスを使うべき。求人が多いとそれだけベストな仕事を見つけやすく、サポートがあることで入社できる可能性もアップします。
ここで紹介する3つのサービスは、どれも大手で使いやすいです。自分に合いそうなものを使って、ぜひナットクのいく転職をしてほしいと思います!
求人の量と質、サポートも充実の「リクルートエージェント」
まずオススメなのは、大手のサービス「リクルートエージェント」。
リクルートエージェントは日本全国のさまざまな求人を扱っていて、製造業・工場勤務の仕事もたくさんあります。もちろん未経験歓迎の仕事も多いため、希望に合う職場を見つけやすいです。
また、リクルートは長年にわたって人材サービスを展開しているため、転職に関するノウハウが豊富。そのためアドバイザーのサポート力もしっかりしていて、気になることがあればすぐに相談できます。
リクルートエージェントは総合的にバランスの良いサービスで、「迷ったらまず使うべきサービス」としてオススメです。
転職に役立つツールが充実している「doda(デューダ)」
doda(デューダ)はパーソルキャリアという人材サービス系企業が運営している大手のサービス。こちらも人気の転職エージェントで、豊富な求人と充実した転職ノウハウがあります。
dodaの大きな特徴は、「転職に役立つツールが充実している」という点。自分の狙える年収がわかる「年収査定」、職務経歴書をカンタンに作れる「レジュメビルダー」、自分にピッタリな仕事がわかる「適職診断」など、サポート的なツールが揃っています。アドバイザーへの相談と合わせて活用すれば、転職がよりスムーズになるはずです。
工場の仕事に特化した「工場求人ナビ」
工場求人ナビは、製造系の人材サービスを長年にわたって展開している「日総工産」という企業が運営しています。
工場求人ナビで扱っている求人は、「製造スタッフ」の仕事が中心。工場で単純作業をする製造スタッフとして働きたいなら、使うと良いサービスです。大手メーカーの仕事もたくさんあり、正社員だけでなく派遣の求人も充実しています。
工場求人ナビは転職希望者それぞれに1人のアドバイザーがつく形ではなく、困ったときに相談できる体制が整えられています。自分に合う仕事探しや寮に入るかどうか、正社員と派遣どちらで働くかなど、気になることがあれば相談してみましょう。
未経験でも製造業・工場勤務に転職することはできる!
ここでは、未経験で製造業や工場勤務を始める場合を解説しました。
きちんとポイントを押さえて転職の準備を進めれば、きっと良い転職ができます。紹介した転職エージェントも活用して、アドバイザーに相談しながら活動を進めてくださいね。
工場の仕事は「安定していて働きやすい」というメリットがあります。あなたに合う、理想の仕事を見つけてほしいと思います!